第7回世帯動態調査 現代日本の世帯変動(2014年社会保障・人口問題基本調査) 

2016年04月13日
国立社会保障・人口問題研究所は、『第7回世帯動態調査 現代日本の世帯変動』(2014年社会保障・人口問題基本調査)を実施。

【序文】

わが国では、過去数十年の間に死亡率の低下、平均寿命の伸長、出生率の低下、高齢化、未婚化・晩婚化、離婚率の上昇といった人口学的変化が進行し、世帯の規模と構成、形成や解体の過程にも大きな影響を及ぼし、国民の生活単位である世帯は大きく変化している。

国立社会保障・人口問題研究所では、こうした世帯変動の現状を把握し、また世帯の将来動向を予測するための基礎データを得ることを目的として、5年おきに「世帯動態調査」を行っている。本報告書は、2014年7月に実施された第7回調査の結果をとりまとめたものである。

本調査の結果は、世帯数の将来推計の基礎資料として活用される。高齢の独居世帯や夫婦世帯など高齢者の家族関係と世帯構成の変化やひとり親と子の世帯の動向の把握は、社会サービス施策の重要性が高まるなかで厚生労働行政上において重要な資料を提供するものである。また、近年、未婚のまま親と同居を続ける若・青年層の増加などにも大きな関心が寄せられている。本書が世帯の動向に関心を持つ方々の参考資料として利用されることになれば幸いである。

【目次】

Ⅰ 調査の概要  1
1.第 7 回世帯動態調査の概要  1
2.調査手続と調査票の回収状況  1

Ⅱ 世帯の現状  3
1.各人の所属世帯  3
2.住宅  6

Ⅲ 親族の居住関係  7
1.子との居住関係  7
2.親との居住関係  9
3.その他の親族との関係  12

Ⅳ 世帯の継続と変化  13
1.現世帯主の世帯主歴  13
2.世帯員の転入・転出  16
3.世帯規模の変化  17
4.家族類型の変化  18
5.世帯主からの離脱  19

Ⅴ 世帯の形成と拡大  21
1.親世帯からの離家  21
2.同棲  23
3.結婚  25
4.子の出生  25

Ⅵ 世帯の解体と縮小  27
1.配偶者との死別・離別  27
2.子の離家とエンプティ・ネスト  29
3.高齢者の健康状態と居住状態  31

Ⅶ 世帯数の将来推計と世帯動態調査  35
付属資料  39
1.調査関係資料  39
2.主要結果表  83
3.変数コード表  317

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[国立社会保障・人口問題研究所]
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