BtoBメール閲覧に関する実態調査
2017年06月20日コンテンツマーケティング事業を手掛ける、グリーゼは、BtoBメール閲覧に関する実態調査を実施しました。
【調査目的】
マーケティングオートメーションの市場が拡がるにつれ、メールマーケティングに力を入れるBtoB企業が増えてきています。
そこで、本アンケートは、企業から届くメールマガジンやニュースレターを、ビジネスパーソンがどのように閲覧し、どのように感じているのかを把握する目的で実施しました。
【調査結果】
テーマ:「BtoBメール閲覧実態の把握」
調査の結果、主に以下の3点で「BtoBメールマガジンの暗黙の常識」が、受信者の意識とずれていることがわかりました。
■BtoBメールマガジンの暗黙の常識 その1:BtoBメールマガジンにスマートフォン対策は必要ない!?
⇒「企業から送られてくる事業者向けのメールマガジンやニュースレターを読むとき、パソコンとスマートフォンをどのように使い分けているか教えてください。」(単一回答)という問いに対して、6割以上が「スマートフォンでも読む」と回答しており、BtoBのメールマガジンやニュースレターであっても、スマートフォン対策が必須であることがわかりました。
■BtoBメールマガジンの暗黙の常識 その2:BtoBメールマガジンはHTML化する必要はない!?
⇒「企業から送られてくる事業者向けのメールマガジンやニュースレターは、HTML形式とテキスト形式のどちらがいいですか?」(単一回答)という問いに対し、約三分の一が「HTML形式の方がいい」と回答しており、HTML化についても検討する必要があることがわかりました。
■BtoBメールマガジンの暗黙の常識 その3:BtoBメールマガジンの長さは、印刷したときA4用紙 2枚くらいにおさまるくらいがよい!?
⇒「企業から送られてくる事業者向けのメールマガジンやニュースレターをスマートフォンで読むときの長さ(情報量)は、どのくらいが適切だと思いますか?」(単一回答)と質問したところ、「1スクロール以内」と回答した人が、半数を超えました。
「長さ」については、発信側が予想している以上に、短いものが求められていることがわかりました。
【まとめ】
全体として、発信者と受信者の意識がずれているということが、本アンケートでわかりました。
「BtoBのメールマガジンなんだから、きっとこんなもので大丈夫だろう」という思い込みを捨てて、受信環境に最適化した情報発信を行っていくことが望まれていると言えそうです。
【調査概要】
調査目的:BtoBメールに関する実態と課題の把握
調査対象:企業から送られてくる事業者向けのメールマガジンやニュースレターを、パソコンまたはスマートフォンで読んでいると回答した方
(有効回答数:387)
調査期間:
スクリーニング:2017/06/05 ~ 2017/06/06
本調査:2017/06/09 ~ 2017/06/10
調査方法:インターネットリサーチ
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