「機能性表示食品」届出業者の実態調査 

2017年07月28日
帝国データバンク福岡支店は、消費者庁ホームページに掲載された2017年7月24日時点における「機能性表示食品」の届出情報を参照し、制度開始後からの動向を探るとともに、帝国データバンクの企業概要データベース「COSMOS2」(約147万社収録)に登録された届出業者を抽出し、その本社所在地や業種、規模などを分析した。

なお、「機能性表示食品」に関する調査は今回が初めて。

【調査結果】

1 2016年度の「機能性表示食品」届出数は620商品で、2015年度から倍増

2 「加工食品(サプリメント形状)」が452商品(構成比45.9%)にのぼる

3 企業別の届出数は、(株)ファイン(大阪市東淀川区)が62商品で最多、九州企業では(株)東洋新薬(佐賀県鳥栖市)が最多で全体の3位タイ

4 届出業者の本社所在地は東京都(93社)を含む関東(1都6県)が111社(構成比41.3%)で最多。九州は22社(同8.2%)

5 業種別では、製造業が143社(構成比53.2%)で過半数超え。小売業が67社(同24.9%)で続く

6 規模別では、資本金別で1000万円以上5000万円未満が92社(構成比34.2%)で最多。売上高規模別で100億円以上1000億円未満が88社(同32.7%)で最多となり、1000億円以上(38社)を合わせた『100億円以上』の合計構成比は46.8%に

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[帝国データバンク]
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