セクハラに関する意識調査(20代~50代社会人男女対象) 

2017年12月05日
BIGLOBEは、「セクハラに関する意識調査」を実施しました。調査結果の第1弾を発表します。
本調査は、インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の20代~50代の社会人男女800人を対象にアンケート形式で実施しました。なお、それぞれの年代カテゴリは各200人ずつ、性別カテゴリは400人ずつ抽出しています。調査日は2017年11月18日~11月24日、調査方法はインターネット調査です。

【調査結果のトピックス】

・女性の約4割がセクハラをされた経験あり。男性も1割弱がセクハラを経験
「あなたはセクハラをされたことがありますか」と質問したところ、女性の約4割が「ある」と回答(39.0%)。一方、男性も1割弱が「ある」と回答している(8.5%)。このうち、20代および30代男性でセクハラされたことがある人は、1割以上にのぼった。

・上司・先輩からのセクハラ経験が8割以上。取引先・お客様からも3割弱
セクハラをされたことがあると回答した人に「あなたは誰にセクハラをされましたか」と質問したところ、「上司・先輩」と回答した人が全体の8割を超えた。続いて「取引先・お客様」と回答した人は3割弱となり、仕事上の力関係をもとに行われるセクハラの実態が浮き彫りになった。また、20代は「友人」からのセクハラ経験が15.9%と、他の年代よりも高い結果となった。

・20代女性へのセクハラは、食事や飲みの場が6割以上。会社の忘年会なども要注意
セクハラをされたことがあると回答した人に「あなたはどのような場面でセクハラされましたか」と質問したところ、「食事や飲み会」が53.2%で1位。続いて「会社行事の飲み会(新・忘年会、歓迎会など)」が42.6%で2位となった。性年代別では、20代女性で「食事や飲み会」と回答した人が65.6%と、特に高い数値になった。

【調査結果のトピックス】

1.女性の約4割がセクハラをされた経験あり。男性も1割弱がセクハラを経験

「あなたはセクハラをされたことがありますか」と質問したところ、女性の約4割が「ある」(39.0%)と回答し、性差別に対する問題意識の高まりつつある世の中でもなくならない女性へのセクハラが浮き彫りとなった。
また、男性の場合も1割弱が「ある」(8.5%)と回答している。このうち、20代および30代男性でセクハラされたことがある人(n=27)に限ると、どちらも1割以上にのぼり、現代のセクハラは若い男性にも拡大していることが明らかになった。

2.上司・先輩からのセクハラ経験が8割以上。取引先・お客様からも3割弱

「セクハラをされたことがある」と回答した人(n=190)に「あなたは誰にセクハラをされましたか」と質問したところ、「上司・先輩」と回答した人が82.6%となり、大差をつけて1位となった。続いて「取引先・お客様」と回答した人は27.9%。立場的に気を遣わざるを得ないという仕事上の力関係をもとに行われるセクハラの実態が浮き彫りになった。
また、セクハラをされたことがある20代(n=44)に限定すると「友人」からのセクハラ経験が15.9%と、6%前後となる他の年代よりひと際高い結果となった。20代は「同僚」からのセクハラ経験が29.5%と、「上司・先輩」(70.5%)に次いで2位となり、上下関係のない間柄でのセクハラにも悩まされていることが明らかになった。

3.20代へのセクハラは、食事や飲みの場が6割以上。会社行事の忘年会なども要注意

「セクハラをされたことがある」と回答した人(n=190)に「あなたはどのような場面でセクハラされましたか」と質問したところ、「食事・飲み会」が53.2%で1位。続いて「通常業務時」(48.4%)、「会社行事の飲み会(新・忘年会、歓迎会など)」(42.6%)となった。
また、セクハラをされたことのある20代女性(n=32)に限定すると「食事や飲み会」と回答した人が65.6%と、全体の結果よりも10ポイント以上も高い数値になった。また、「残業時」のセクハラが全体の結果よりも高い18.8%になるなど、発覚しにくい状況を悪用したセクハラの実態が明らかになった。


【調査概要】
調査名:セクハラに関する意識調査
調査対象:インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の20代~50代の社会人男女800人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年11月22日~24日

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