花粉症に関する実感調査(20~79歳までの男女と0~16歳の子どもと同居する女性対象) 

2017年12月25日
ロート製薬は、2017年11月、花粉症対策への啓発を目的に、「花粉症の症状を実感する」と答えた、(1)大人(20~79歳までの男女が回答)500人、(2)子ども(0~16歳の子どもと同居する女性が回答)500人を対象に花粉症に関する実感調査を実施しました。

【調査結果のポイント】

大人の花粉症は、世代が高いほど「軽症」が増加。「重症」の人ほど発症年齢が早い傾向。
花粉症を実感している大人500人に花粉症の症状の程度をたずねたところ、世代が上がるほど「軽症」と答えた割合が高くなりました。特に20代の「軽症」30.1%「中等症」49.3%「重症・最重症」16.4%に対して、60代以上では「軽症」61.1%「中等症」31.9%「重症・最重症」6.9%という結果でした。
さらに花粉症の症状が「年齢を重ねるにつれて楽になってきたと感じる」と回答した人は、全体19.6%に対して60代以上では26.4%となりました。また花粉症を発症した平均年齢は「軽症」36.28才「中等症」26.34才「重症・最重症」21.90才となり、「重症・最重症」の人ほど早くから発症していることが分かりました。

花粉症の子どもの親は85.2%が花粉症。1割の子どもは、両親ともに発症がなくても花粉症。
花粉症を実感している子どもの母親500人に聞いた調査では、85.2%が「自分か夫が花粉症」もしくは「両方ともに花粉症」と答えました。一方で「妻も夫も花粉症ではない」と答えた人は11.2%で、約1割の子どもは、親が花粉症でなくても花粉症を発症していることが分かりました。

花粉症と副鼻腔炎※の併発は、子ども56.4%、大人45.0%。
花粉症の症状が出ているとき、「副鼻腔炎」の症状があった子どもは56.4%。大人では45.0%という結果となりました。また、大人の調査において、花粉症の程度別にみると、花粉症が「軽症」の人では「副鼻腔炎」は39.4%、花粉症が「重症・最重症」の人では「副鼻腔炎」は56.6%となり、花粉症が重いほど「副鼻腔炎」を併発している割合が高いことが分かりました。

※)「副鼻腔炎」とは?
鼻の奥にある副鼻腔の炎症が広がった状態。鼻づまりや息苦しさ、ネバネバ(粘性)鼻汁、頭重などの症状を引き起こす。


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査目的:花粉症の実態を知っていただくことで花粉症対策の啓発に役立てる
調査・分析:ロート製薬株式会社
対象エリア:全国
調査時期:2017年11月1日~2日
調査対象:
【大人の花粉症調査】 20~79歳までの男女 500人
【子どもの花粉症調査】 0~16歳の子どもと同居する女性 500人

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[ロート製薬]
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