「夏の外食」に関する調査(Rettyユーザー対象) 

2018年08月10日

Rettyは、「2018年 夏の外食」について、Rettyユーザー737名を対象にアンケートを実施しました。連日の猛暑の影響に伴い、清涼飲料水や氷菓が品切れになるなど、生活者の消費行動の変化がインターネットやマスメディアでも多く取り上げられています。Rettyユーザーへのアンケート結果においても、「涼」を求めて飲食店を利用する傾向が強まるなど、猛暑による外食生活の変化が見られました。

調査結果


■ 「料理をしたくない」「冷房の効いた場所で休憩したい」人の飲食店利用が増加

猛暑の影響による外食生活の変化について聞いたところ、全体の約5割が何らかの変化を実感していることがわかりました。感じている変化については、「暑くて家では料理をしたくないので、例年より外食する機会が増えた」「冷房の効いた場所で休憩するために、例年より飲食店を利用する機会が増えた」との回答がそれぞれ約3割で上位に並び、猛暑が飲食店の利用増加につながっている模様です。一方、2割強が「暑くて外に出たくないので、例年より外食する機会が減った」と回答し、猛暑により外出そのものを控える様子もみられました。

■ 「コーヒーチェーン店」「そば、うどん、その他麺類専門店」の需要が増加

猛暑の影響で利用が増えていると感じる飲食店について聞いたところ、「コーヒーチェーン店」「そば、うどん、その他麺類専門店」との回答が約4割で上位に並びました。一方、利用が減ったと感じる飲食店は「ラーメン店」との回答が4割に上り、火鍋など「鍋料理店」が3割強で続きました。猛暑により、水分補給や休憩目的で気軽に利用できる「コーヒーチェーン店」への需要が増し、食事においては「冷やしメニュー」を提供している「そば、うどん店」が例年以上に重宝されている模様です。

猛暑の影響で、例年よりも食べたいと感じている食事メニューについては、「そば、うどんなど冷たい麺類」との回答が約6割、次いで「焼肉など肉料理」「辛い料理」との回答が約4割でした。スイーツメニューは「かき氷」「アイスクリーム・ジェラート」との回答がそれぞれ5割超で圧倒的に多く、次いで「フローズンドリンク」との回答が約4割でした。

■ 夏の外食は「飲食店の衛生面」「空調環境」に関心

本アンケートの回答者全員に、夏の外食で気をつけていることを聞いたところ、「食材が傷みやすいので、食材の鮮度や店の衛生面に気をつける」「冷房で体を冷やしすぎないように気をつける」との回答がそれぞれ約4割で上位に並びました。飲食店の衛生面、空調環境に対する利用者の関心の高さがうかがえます。

■ 6割が飲食店のデリバリーサービスを求める一方、好きな飲食店は「猛暑の時も飲食店で食べたい」人が3割

近年は都内を中心に、飲食店のデリバリー業務代行サービスが増加しています。好きな飲食店がフードデリバリーサービスを実施していた場合、猛暑の時にサービスを利用したいかについて聞いたところ、「猛暑の時にすごく利用したい」「どちらかというと、猛暑の時に利用したい」との回答合計が3割、「猛暑に関係なく利用したい」との回答も合わせると全体の約6割が、好きな飲食店の料理を店舗以外でも食べたいと感じていることがわかりました。一方、約3割は「どちらかというと、猛暑の時も飲食店で食べたい」と回答し、雰囲気や接客といった料理以外の要素も含めた飲食店の魅力が、暑さに勝る来店動機になっている模様です。

■ 猛烈な暑さに見舞われた7月、Rettyで「テラス席のある店」を探す人が急減

実名グルメサービス「Retty」において「テラス席のある店」を検索するユーザーの数が、2017年7月は同6月比で同水準だったのに対し、2018年7月は同6月比で3割減少しました。連日の猛暑の影響に伴い、清涼飲料水や氷菓が品切れになるなど、生活者の消費行動の変化がインターネットやマスメディアでも多く取り上げられています。外を歩くことすら厳しさを感じる猛暑により、人々の飲食店利用のあり方も変化していることがうかがえます。

調査概要


調査テーマ:「2018年 夏の外食」に関するアンケート
調査方法:インターネット調査(Rettyアプリユーザー)
調査地域:全国
調査対象:Rettyのユーザー737名(男性437名、女性300名)
– 年齢構成 19歳以下 1%、20代 9%、30代 19%、40代 38%、50代 30%、60歳以上 4%
調査実施時期:2018年7月27日(金)〜7月30日(月)
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[PRTIMES]
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