働く女性のパンプスに関する実態&意識調査(東京・大阪の都心部で働く20~50代女性対象) 

2018年08月30日

ロックポート ジャパンは、東京・大阪の都心部で働く20~50代女性を対象に、「働く女性のパンプスに関する実態&意識調査」を実施しました。

調査結果


■都心部で働く女性の約7割はパンプス派、約4割の人は週に5日以上もパンプスを着用。管理職になるとほぼ毎日。

都心部で働く女性に1週間でのパンプスの着用頻度を聞いたところ、週1日以上履く人は約7割、週5日以上履く人も約4割いました(表1)。さらに、週1日以上履く人に仕事でのパンプス着用頻度を聞いたところ、「大抵履いている(66.9%)」と「時々履いている(21.0%)」を合わせて約9割の人が着用(表2)。なかでも管理職では77.3%の人が「大抵履いている」と答えました。また、7割以上の人はプライベートでもパンプスを着用、特に東京では14%が週7日着用しており、休日も履いていることがわかります(大阪は8.6%)。

※以下「パンプスを1日以上履く」と答えた女性を対象に調査 (N=400)

■パンプスを履く理由は、仕事のためだけじゃなかった!

パンプスを履く理由を聞いたところ、「職場の雰囲気、環境(47.5%)」が1位だったものの、「女性らしく見えるから(43.0%)」、「足がきれいに見えるから(35.5%)」「おしゃれに見えるから(33.8%)」が2位以降に続きました。職場の雰囲気や仕事上のマナーを意識しつつも、パンプスを履くことによって「きれいに見られたい」と考える女性も3割以上いることがわかりました。(表3)

■おしゃれにガマンは付きもの!? パンプスのお悩み事情 - 圧倒的1位は「疲れる」

仕事やおしゃれのためにパンプスを履きたいけれど、そこには様々な悩みがあるのも事実。特にヒールパンプスは痛みを我慢して履いている人も多くいます。そこで、パンプスを履く際の悩みを聞いてみたところ、圧倒的に多かったのが「疲れる」で75.3%、次いで「痛い」が49.0%、「歩きにくい」が33.5%と続きました。また「ハイヒールを履きたいが痛いので諦めている」人も10%以上おり、「おしゃれ」と「履きやすさ」の両立の難しさがうかがえます。(表4)

さらに、悩みのある人にその解決策を聞いたところ、一番多かったのが「(通勤用と職場用の靴を)履き替える」で42.7%、次いで「ヒールの低いもの(フラットパンプスなど)を選んで履く」が38.9%でした。我慢して履くか、諦めるか、の選択を迫られる女性も多いようです。

■おしゃれも仕事も手を抜かない! 履き心地よりデザインを重視するのは女性管理職!

パンプスを選ぶ際に重視するポイントを聞いたところ、全体では「足のフィット感(サイズ・痛くない)」が70.3%で圧倒的に1位だったものの、職種別に見ると管理職の女性では「デザイン・トレンド(おしゃれ)」が70.5%と、「足のフィット感(サイズ、痛くない)(50%)」や「歩きやすさ、疲れにくさ(45.5%)」を大きく上回りました。反対に、役職を持たない女性では、「足のフィット感(サイズ、痛くない)」が74.6%で1位、次いで「歩きやすさ、疲れにくさ(61.3%)」、「価格(50.8%)」でした。女性も管理職となると、履きやすさより「美しさ・女性らしさ」「トレンド・ファッションセンス」など、自分がどう見られているかを強く意識しているようです。(表5)

■年収とヒールの高さは比例する!?

パンプスの平均的なヒールの高さを聞いたところ、年収が高くなればなるほど7cm以上のヒール率が高くなることが分かりました。

ヒール7cm以上と回答した方は、年収200万円未満が8.6%、200万~400万円未満が14.6%、400~600万円未満が21.6%、600~800万円未満が24.4%、800万~1000万円未満が22.2%、1000万~1200万円未満になると33.3%、さらに1200万円以上では40.0%に増加しました。(表6)

また、年齢別では、ヒール10cm以上と回答した方(n=8人)のうち、半数が50代だったことから、年齢にとらわれずおしゃれや仕事に手を抜かないキャリアウーマンの姿がうかがえます。

■理想のパンプスに出会ったことがある人はたった4割。本当はもっとパンプスを履いておしゃれしたい!

今までに「履き心地もデザインもぴったりな理想のパンプスに出会ったことがありますか?」の問いに対して、「ある」と答えた人は全体の4割。多くの人がなかなか出会えない「パンプス難民」と言えます。また、「もし理想のパンプス」を持っていたらどうしたいか?の問いに対しては、1位が「もっとおしゃれを楽しみたい(59.8%)」、2位が「パンプスを履く頻度を増やしたい(44.8%)」、3位が「仕事終わりに買い物を楽しむ(35.3%)」と答えており、裏を返せばパンプスが快適でないために、おしゃれや仕事後の楽しみを諦めている人もいるようです。(表7)

■欲しいパンプスの1位は「デザインと履き心地の両立」、2位は「ヒールがあっても疲れにくい」

では、働く女性にとって理想のパンプスとはいったいどんなパンプスなのでしょう?「あなたが欲しいパンプスは?」と聞いたところ、1位は「デザインの良さも履き心地も両方兼ね備えたパンプス」が66.5%と1位、そして「ヒールがあっても疲れにくく、痛くならないパンプス(60.5%)」が2位、「スニーカーのようにとにかく歩きやすいパンプス(51.8%)」が3位と続きました。
仕事もプライベートもアクティブに活躍する女性たちにとって、毎日履くパンプスは「おしゃれ」も「履き心地」も妥協したくないというニーズがうかがえます。(表8)

調査概要


期間:2018年7月
対象:東京・大阪の都心部で働く20~50代女性を400名(パンプスを週に1日以上履く女性)
方法:インターネット調査

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