平成30年度上半期消費者動向調査:食の志向(20歳代~70歳代の男女) 

2018年09月11日

日本政策金融公庫(略称:日本公庫)農林水産事業は、平成 30 年7月に「平成 30 年
度上半期消費者動向調査」を実施しました。
現在の食の志向は、「健康志向」の上昇、「簡便化志向」の低下などの動きをみせつつも、引き続き「健康志向」「経済性志向」「簡便化志向」が3大志向となっています。

調査結果のポイント


○ 健康志向、美食志向が上昇。簡便化志向、安全志向、手作り志向は低下。

消費者の現在の食の志向は、「健康志向(45.7%)」が前回比+2.8 ポイントと上昇し、過去最高であった 26 年1月調査の 46.5%に迫りました。その一方で、前回調査で過去最高の 31.7%を記録した「簡便化志向(29.8%)」は前回比▲1.9 ポイントと低下しました。「経済性志向(35.3%)」は横ばいとなっています。
三大志向以外では、「安全志向(18.6%)」「手作り志向(17.8%)」がそれぞれ3ポイント以上低下しました。一方で、「美食志向(15.5%)」は2半期連続の伸長となり、1年前(平成 29 年7月調査)と比べ 5.5%ポイント上昇しています。

○ 食料品購入時、約4人に1人が国産食品であるかを気にかけない。

「食料品を購入するときに国産品かどうかを気にかけるか」を聞いたところ、「気にかける」と回答した割合は 73.4%、「気にかけない」が 24.2%となりました。「気にかけない」は前回調査比+8.0 ポイントと大きく上昇し、約4人に1人は国産であることを「気にかけない」という結果となりました。これは 24 年7月調査(26.9%)以来の高い割合となります。
また、「外食するときに国産品かどうかを気にかけるか」を聞いたところ、「気にかける」と回答した割合は 33.4%となり、小幅ながら2半期連続で上昇しました。

○ 輸入食品のイメージ向上が続く 。安全性、おいしさ、見た目でイメージ改善。

国産食品と輸入食品に対するイメージを聞いたところ、国産食品のイメージは「価格が高い(68.4%)」が前回調査比▲3.6 ポイントと5半期ぶりに低下に転じました。一方で、国産食品の「安全である」「おいしい」「色・形がよい」のプラスイメージはいずれも低下しました。
輸入食品のイメージは「安い(60.0%)」が前回調査比▲7.4 ポイントと大きく低下しました。一方で、輸入食品の「安全面に問題がある(38.2%)」「おいしくない(10.0%)」「色・形が悪い(12.0%)」のマイナスイメージが低下傾向にあり、3年前の平成 27年7月調査と比べると、「安全面に問題がある」は 10.8 ポイント、「おいしくない」は 7.7 ポイント、「色・形が悪い」は 3.3 ポイント、それぞれ低下しています。
従来からの国産食品の「高い」「安全」「おいしい」、輸入食品の「安い」というイメージは根強い一方、前回調査に続き輸入食品のイメージが改善しているという結果になりました。

調査概要


調査時期:平成 30 年7月
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査対象:全国の 20 歳代~70 歳代の男女 2,000 人(男女各 1,000 人)

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