「リフォームの理想と現実」に関する調査(自宅のリフォーム経験がある40~60代既婚女性対象) 

2018年09月13日

クリナップは、自宅のリフォーム経験がある40~60代既婚女性300名を対象に、「リフォームの理想と現実」に関する調査を行いました。

その結果、こだわる人が最も多いにも関わらず、リフォーム後に劣化を感じる人が多いのは「キッチン」であることがわかりました。
子どもが独立したり、自分の老後を考えたり…ライフスタイルの変化に合わせ、検討する人が多くなる自宅のリフォーム。決して安くはない買い物だけに、リフォーム後「やっぱり使いづらかった」「ここにお金をかければよかった」などの後悔がないようにしたいものです。そこで、今回は「リフォームの理想と現実」のギャップについて、5年以上前に持ち家(戸建て・マンション)のリフォームを行った40~60代既婚女性を対象に調査を行いました。

調査結果


■「女の城」は、妥協できない!? リフォームでこだわった場所1位は「キッチン」!

はじめに、リフォームにおいてこだわった場所をきくと、1位「キッチン」(44%)、2位「トイレ」「バス」(39%)、4位「リビング」(27%)が続き、水回りが上位を占める結果となりました。

1位の「キッチン」について、具体的にどのようにこだわったかきくと「キッチンの高さを高くして、背の高い私でも腰をかがめる必要をなくすことにこだわりました」(46歳)、「IHコンロに替えて安全で、掃除しやすく、清潔さが保てるようにしている」(53歳)などの意見が聞かれます。長く使う場所だけに、調理中の動線や掃除のしやすさなどを工夫し過ごしやすくしている人が多く、主婦の腕の見せ場である「キッチン」へのこだわりには並々ならぬものがあるようです。

■一方、劣化を感じる場所1位も「キッチン」! 水回り、デザイン…がっかりポイントも

一方、リフォーム後から現在までで「すでに劣化しはじめていると感じる場所」をきくと、1位「キッチン」(22%)、2位「バス」(21%)、3位「トイレ」(14%)となり、「こだわりの場所」であるはずのキッチンが「すでに劣化しはじめている場所」でも1位、という結果になっています。

具体的に「キッチン」において後悔しているポイントをきくと、「水回りの使い勝手が悪くなってきている」(42歳)、「とにかく全体的に古い!昭和を感じる」(45歳)などの声が上がり、「キッチン」は長く過ごす場所だからこそ“劣化”を感じやすい場所であると言えそうです。
 また、リフォーム後の家の「劣化」を見つけた時の気持ちをきくと、1位「がっかりする」(43%)、2位「我慢するしかないと思う」(31%)、3位「同じ家に住み続けることに少しうんざりする」(17%)の順となり、気持ちが落ち込みながらも我慢してしまう人の多さがうかがえる結果となりました。

さらに、リフォームにあたり「予算の都合で諦めたもの」をきくと、「特になし」(67%)という回答が多いながらも、「ステンレス製、対面型などグレードの高いキッチンへの交換」(11%)が1位となり、「キッチン」のリフォームを予算の都合で諦めてしまった人も多いと言えそうです。[グラフ4]

リフォーム経験者にこれからリフォームする人へのアドバイスをきくと、「キッチンは女性の城になるところなので、妥協はしちゃいけないと思う」(48歳)、「毎日使うキッチンやお風呂、トイレは予算が許す限り納得のできる設備にした方がいいと思います」(49歳)などの意見がきかれ、特に劣化が見えやすいキッチンは、予算とも折り合いをつけながらじっくり吟味し後悔のないリフォームを行う必要があるとわかります。

調査概要


調査名:「リフォームの理想と現実」に関する調査
調査期間:2018年8月8日~14日
調査方法:インターネット調査
調査実施機関:楽天インサイト
調査対象:リフォーム後5年に以上経過した40~60代既婚女性300名(年代別均等割付)
 ※現在お子さまと別居

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[PRTIMES]
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