お子さまの“食生活”に関する意識調査(3歳~中学生3年生の子どもを持つ25歳~59歳の女性対象) 

2018年07月19日

バンダイは、子どもの“食生活”事情を探るため、3歳から中学3年生の子どもを持つ女性(子どもと一緒に回答できる方)800人を対象に、「子どもの“食生活”に関する意識調査」を実施しました。【実査期間2018年6月15日(金)~6月17日(日)】

調査結果概要


TOPIC①:子どもの食事状況 「家族全員」での食事は、平日の夜は 32.8%、休日の夜は 73.3%。
休日は、過半数の家庭が「家族全員」で食卓を囲んでいる結果に。

TOPIC②:子どもの食事で意識していること 1 位「食事中のマナー」、2 位「栄養バランス」、3 位「毎日の決まった時間の食事」。

TOPIC③:子どもの夏休み期間中の昼食は、「自分の分と合わせて用意する」家庭が約 7 割。

TOPIC④:子どもの好きな野菜 1 位「トマト(ミニトマト含む)」、嫌いな野菜 1 位「「ピーマン(パプリカ含む)」
好きな野菜、嫌いな野菜 両方に「トマト(ミニトマト含む)」がランクイン!

調査結果


TOPIC①:子どもの食事状況 「家族全員」での食事は、平日の夜は 32.8%、休日の夜は 73.3%。
休日は、過半数の家庭が「家族全員」で食卓を囲んでいる結果に。

子どもたちの“食生活”事情を探るため、「普段、誰と食事をすることが多いか」について聞いたところ、「家族全員が揃って食べる」家庭は、平日の夜は32.8%、休日の夜は平日の2倍以上の73.3%という結果になりました。
その他の時間帯においても、平日に比べて休日は「家族全員」で過ごす割合が高くなっており、忙しい平日には家族全員で食卓を囲むことが難しい分、休日は家族だんらんの時間を過ごしている様子が読み取れます。
また、平日の朝は「一人で食べる」割合が13.6%と、その他の時間帯と比較すると高い数字となりました。

TOPIC②:子どもの食事で意識していること 1 位「食事中のマナー」、2 位「栄養バランス」、3 位「毎日の決まった時間の食事」。

【親が子どもの食事で意識していること】(複数回答 n=800)
1位 食事中のマナーについて指導する 35.1%
2位 栄養バランスを意識したメニューを考えている 32.1%
3位 毎日決まった時間に食事を取るように意識している 27.9%
4位 できるだけ手料理を作れるよう努力している 27.5%
5位 食事中にテレビを見せないようにしている 18.8%
6位 食事中に携帯・スマートフォンを使わせないようにしている 17.3%
7位 食事の開始時間が遅くならないように、食事の準備を工夫している 16.8%
8位 子どもの好きな食材を使うようにしている 14.6%
9位 残さず食べてもらえるよう、食事のボリュームを調整している 14.1%
10位 子どもと一緒に食事を取る時間を増やそうと意識している 13.4%

「お子さまの普段の食事について、意識していること」について親に聞いたところ、1位は「食事中のマナーについて指導する」(35.1%)となりました。TOP10をみてみると、3位に「毎日決まった時間に食事を取るように意識している」(27.9%)や、7位「食事の開始時間が遅くならないように、食事の準備を工夫している」(16.8%)など、生活リズムを崩さぬよう、食事のタイミングに配慮している親心が読み取れます。また、5位に「食事中にテレビを見せないようにしている」(18.8%)、6位に「食事中に携帯・スマートフォンを使わせないようにしている」(17.3%)がランクインするなど、食事に集中できる環境作りを意識している様子もうかがえました。

TOPIC③:子どもの夏休み期間中の昼食は、「自分の分と合わせて用意する」家庭が約 7 割。

【子どもの夏休み期間中の昼食の準備方法】
(単数回答 n=791 ※お子さまの食事に関わっている人ベース)
①自分の分と合わせて用意する 67.6%
②お弁当を用意する 14.0%
③自分以外の家族(父親や祖父母、親戚など)が用意してくれる 5.1%
④チルド食品やカップ麺など、子どもが簡単に作れる料理を用意する 4.8%
⑤昼食の時間だけ家に戻り、子どもの昼食を用意する 2.1%
⑥その他 6.3%

バンダイが2017年6月に実施した「小学生の夏休みに関する意識調査」(※最終頁の参考①参照)で、親に「夏休みについて気にかかること」を聞いたところ、2位に「毎日のお昼ご飯の用意が大変」がランクインしていたことから、「子どもの夏休み期間中の昼食の準備方法」について聞きました。その結果、67.6%の家庭が「自分の分と合わせて用意する」ことがわかりました。また、2位は「お弁当を用意する」(14.0%)、5位は「昼食の時間だけ家に戻り、子どもの昼食を用意する」(2.1%)となり、共働きの家庭が増えている中、それぞれのライフスタイルに合わせて昼食を家庭で用意していることがわかりました。(就業有無別の結果は最終頁の参考②参照)

TOPIC④:子どもの好きな野菜 1 位「トマト(ミニトマト含む)」、嫌いな野菜 1 位「「ピーマン(パプリカ含む)」
好きな野菜、嫌いな野菜 両方に「トマト(ミニトマト含む)」がランクイン!

【好きな野菜 TOP10】 (自由回答 n=800)
1位 トマト(ミニトマト含む) 20.8%
2位 きゅうり 11.5%
3位 ブロッコリー 8.3%
4位 じゃがいも 7.6%
5位 にんじん 7.0%
6位 ピーマン(パプリカ含む) 4.0%
7位 キャベツ 3.6%
8位 レタス 3.1%
9位 かぼちゃ 2.8%
10位 たまねぎ 2.6%
10位 とうもろこし 2.6%
10位 ほうれん草 2.6%

【嫌いな野菜 TOP10】 (自由回答 n=800)
1位 ピーマン(パプリカ含む) 18.9%
2位 トマト(ミニトマト含む) 10.4%
3位 なす 8.1%
4位 きのこ類 7.0%
5位 ゴーヤ 4.6%
6位 にんじん 3.1%
7位 たまねぎ 3.0%
8位 セロリ 2.5%
9位 きゅうり 2.3%
9位 ほうれん草 2.3%

【食事について、子どもが「嫌なこと・困っていること」】
1位 特にない 37.1%
2位 苦手な食べ物が多いこと 29.1%
3位 食べるスピードが遅いこと 19.9%
4位 食事のメニューがワンパターンであること 15.1%
5位 すぐにお腹がすいてしまうこと 9.3%

8月31日の「野菜の日」に向けて、「子どもの好きな野菜・嫌いな野菜」を聞いたところ、好きな野菜1位は「トマト(ミニトマト含む)」(20.8%)となりました。次いで2位に「きゅうり」(11.5%)、3位「ブロッコリー」(8.3%)という結果に。簡単な調理だけで手軽に食べやすく、お弁当などでもよく目にする野菜が上位にあがっており、子どもにとって身近な野菜が人気であることがうかがえます。

嫌いな野菜1位は「ピーマン(パプリカ含む)」(18.9%)となりました。次いで、2位は好きな野菜で1位となった「トマト(ミニトマト含む)」(10.4%)、3位は「なす」(8.1%)という結果になりました。嫌いな野菜TOP10を見てみると、「ピーマン(パプリカ含む)」をはじめ、「ゴーヤ」や「セロリ」など、独特の苦味のある野菜を苦手に感じる子どもが多いことが読み取れる一方で、好きな野菜のTOP10にランクインした野菜のうちの6種が、嫌いな野菜のTOP10にもランクインしており、食べる頻度の高い野菜ほど、好き嫌いを意識しやすいことが推測できます。

また、食事について「嫌なこと・困っていること」を聞いてみると、2位に「苦手な食べ物が多いこと」がランクインしており、子どもたちが苦手な食べ物を食べることに苦戦している様子もうかがえました。

調査概要


調査目的:子どもの「食生活」への関心や意識・実態を探る
調査地域:全国
対象者条件:3 歳~中学生 3 年生の子どもを持つ女性(25 歳~59 歳)
 ※子どもと一緒に回答できる方
調査手法:インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング)
実査期間:2018 年 6 月 15 日(金)~6 月 17 日(日)
サンプル数:800 人

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