子どもたちの目の健康を取り巻く環境についての調査(学校で保健指導を行っている養護教諭対象) 

2018年10月09日

ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケア カンパニーは、子どもたちのコンタクトレンズの使用を含む目の健康を取り巻く環境について、学校で保健指導を行っている全国の養護教諭288名にアンケートを実施いたしました。

今回のアンケート結果から、9割の養護教諭が「生徒の視力が低下していると感じる」と回答しており、子どもたちの視力が低下傾向にあることが浮き彫りになりました。さらに子どもでも「手元の文字が見づらい」「近くのものにピントが合わず、視界がぼやける」といった老眼と同様の症状が出る“スマホ老眼”が増加したと回答した養護教諭は6割に達し、昨年と比較して増加傾向にあることから、子どもたちの目の健康を取り巻く環境が悪化している現状がうかがえます。

また、コンタクトレンズ使用開始の低年齢化が進む反面、7割の養護教諭が「コンタクトレンズの安全性に関する指導教材が不足していると感じている」と回答しており、教育現場で直面している課題や指導の必要性も明らかになりました。

調査結果概要


■目を取り巻く環境について

92.7%の養護教諭が「生徒の視力が低下していると感じる」と回答。60.1%の養護教諭は“スマホ老眼”の生徒が増加していると回答し、増加傾向に。
「生徒の視力が低下していると感じる」という質問に対して、92.7%の養護教諭が「そう思う」「ややそう思う」と回答しており、教育現場において、多くの養護教諭が子どもたちの視力低下を感じている結果が明らかになりました。
また、「スマートフォンやタブレットPC普及の影響で、いわゆる”スマホ老眼”の生徒が増えていると感じる」と回答した養護教諭は60.1%に達しており、同様の質問をした昨年のアンケート結果(小・中・高校の養護教諭225名のうち49.8%が「そう思う」「ややそう思う」と回答)と比較すると、1年間で10.3%上昇していることから、目の健康を取り巻く環境が悪化し、“スマホ老眼”が子どもたちに年々広がっている実態がうかがえます。

■コンタクトレンズの使用状況、安全使用について

75.6%の養護教諭が「生徒のコンタクトレンズ使用開始時期が早まっている」と回答。一方、「コンタクトレンズの安全性に関する指導材料が不足している」と74.9%の養護教諭が回答しており、課題も浮き彫りに。
「生徒のコンタクトレンズ使用開始時期が早まっている」という質問に対して、75.6%の養護教諭が「そう思う」「ややそう思う」と回答しており、コンタクトレンズの装用開始の低年齢化が明らかになった一方で、「コンタクトレンズの安全性に関する指導教材が不足している」という質問に対しては、74.9%の養護教諭が「そう思う」「ややそう思う」と回答しており、適切な管理がなされないと健康に重大な影響を与える可能性があることから、「高度管理医療機器」に指定されているコンタクトレンズに関する情報が教育現場で不足している課題が明らかになりました。また、86.7%の養護教諭は「コンタクトレンズの安全性に関し、充実した指導教材があれば生徒に対して積極的な指導をしていきたい」と回答しており、指導への意欲の高さがうかがえます。

■運動中のコンタクトレンズの使用状況について

52.8%の養護教諭が「運動時、眼鏡よりコンタクトレンズをつけている生徒のほうが多い」と回答。
スポーツに取り組む小・中・高校生にとって「よく見えないこと」はパフォーマンスにも影響を及ぼしかねない重要な問題のひとつです。「運動時、眼鏡よりコンタクトレンズをつけている生徒のほうが多い」という質問に対しては、52.8%の養護教諭が「そう思う」「ややそう思う」と回答しており、高等学校では67.4%に達するなど、運動時のコンタクトレンズ使用が高い傾向にあることが明らかとなりました。一方、「生徒は運動時、コンタクトレンズの適正な使用について理解して使っている」という質問に対しては、「そう思う」「ややそう思う」と回答した養護教諭は26.2%に留まるなど、正しい使用に関する認識不足が浮き彫りになりました。


今回のアンケート結果から、9割の養護教諭が「生徒の視力が低下していると感じる」と回答しており、子どもたちの視力が低下傾向にあることが浮き彫りになりました。さらに子どもでも「手元の文字が見づらい」「近くのものにピントが合わず、視界がぼやける」といった老眼と同様の症状が出る“スマホ老眼”が増加したと回答した養護教諭は6割に達し、昨年と比較して増加傾向にあることから、子どもたちの目の健康を取り巻く環境が悪化している現状がうかがえます。
また、コンタクトレンズ使用開始の低年齢化が進む反面、7割の養護教諭が「コンタクトレンズの安全性に関する指導教材が不足していると感じている」と回答しており、教育現場で直面している課題や指導の必要性も明らかになりました。

調査概要


回答方法:「中学生・高校生のためのコンタクトレンズガイド」申込時の記入式による調査
回答者数:養護教諭288名
回答者の学校種別:
・小学校(小中一貫校、小中高一貫校含む)
・中学校
・高等学校(定時制、高等専門学校、中高一貫校含む)
回答期間:2018年5~7月

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