RPAの導入進捗に関する調査(首都圏の企業対象) 

2018年11月02日

パーソルテクノロジースタッフは豆蔵と、RPA(Robotic Process Automation)による業務自動化の取り組みについて、首都圏362社を対象に2018年9月に導入進捗および課題に関する調査を実施しました。

調査結果概要


  • RPAに関する企業の取り組みは、導入中は35.9%、検討中・トライアル中は27.1%、未検討は37.0%
  • 500人規模以上の企業では、75%以上がRPAを導入・検討中
  • 検討~導入中の企業の86.8%が「社員がRPAを使いこなしたい」と考えているが、実際にはノウハウ、人材が不足している

調査結果


RPAの導入検討状況
RPAの導入について検討している企業は全体の63.0%、従業員数500名以上の企業と情報システム機能会社においては75%以上となりました。定型化業務の多い大企業と情報システム機能会社が、先行してRPAに取り組んでいることが伺えます。
RPAの進捗状況と課題の有無
導入の進捗状況については、導入中は35.9%、検討中・トライアル中は27.1%、未検討は37.0%となりました。検討中・トライアル中の企業が一定数存在しており、今後もRPA関連のニーズは増える傾向にあると想定されます。トライアル中・導入中の企業に注目してみると、課題を抱える企業は84.2%に上ることが明らかになりました。
自社でRPAを使いこなしたい企業/RPA化したい業務がある企業と知識・人材不足
RPAに取り組んでいる企業(検討中~導入中の企業)のうち、できるだけ社員がRPAを使いこなしたいと考えている企業が86.8%、できるだけ早期にRPA化したい業務がある企業が78.1%となりました。このようなニーズに反して、知識や人材の不足を感じている企業が80.0%に上ることが明らかになりました。RPAの普及・拡大を望むニーズがあるにもかかわらず、スキルを有する人材の育成が追い付いていないことが明らかと言えます。
RPAツールの切り替え
また、RPAを導入中の企業のうち、RPAツールの切り替えを考えている企業は21.5%となりました。先行している企業では、RPA化について「試行から本格的な全社展開へ」という次のステージに移りつつあると考えられます。

調査概要


■実施期間:2018年9月
■調査対象:パーソルテクノロジースタッフにてお取引のある企業362社(業種や企業規模に大きなばらつきがないよう抽出)
■調査方法:対面によるアンケートと聞き取り

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[パーソルテクノロジースタッフ]
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