老眼しぐさに関する実態調査(既婚・同居・遠近両用メガネを所有する40‐60代男女対象) 

2018年11月21日

三井化学は、遠近両用メガネを使用している際に「ふとしてしまう“しぐさ”」について明らかにするため、遠近両用メガネを持つ全国の既婚男女600名を対象に「いい夫婦の“老眼しぐさ”に関する実態調査」を実施しました。

調査結果概要


  • 「遠近両用メガネ」夫婦が、ふとしてしまう “しぐさ”(“老眼しぐさ”)ランキング
     第1位は「小さい文字を見るときは、メガネを外す」
  • 8割が本人の、7割が配偶者の “老眼しぐさ” を認識 
  • 遠近両用メガネユーザーの4人に3人が “老眼しぐさ” で「老い」を実感
    より気になるのは周囲からの視線ではなく、自分自身の「老い」への自覚
  • 「いい夫婦」の秘訣は、お互いの「老い」も受け入れること
    7割は配偶者の “老眼しぐさ” に気付きながらも指摘はしない
  • 遠近両用メガネのレンズ構造が原因の一つとなっている “老眼しぐさ”
    7割が、解決出来る手段があるなら解決したい

調査結果


第1位は「小さい文字を見るときは、メガネを外す」
「遠近両用メガネ」夫婦が、ふとしてしまう“しぐさ”(“老眼しぐさ”)ランキング

年齢とともに手放せなくなる「遠近両用メガネ」。そんな遠近両用メガネを使用している40代から60代の夫婦がふとしてしまう“しぐさ”(“老眼しぐさ”)のランキングが明らかに。

「遠近両用メガネ」を使っている時に、ふとしてしまう“しぐさ”
1位 小さい文字を見るときは、「メガネを外す」 (50.2%)
2位 ピントが合う位置を探して「頭や顎や目線を上下」 (29.7%)
3位 手元を見る時は顎を上げたまま目線だけで「下目使いに」 (18.2%)
4位 物を読むときは、「メガネは頭の上に」 (17.3%)
5位 メガネをずらして「鼻メガネに」 (15.3%)

遠くと近くを見ることが特徴の「遠近両用メガネ」ですが、「小さい文字を見るときは、メガネを外す(50.2%)」、「物を読むときは、メガネは頭の上に(17.3%)」、「メガネをずらして鼻メガネに(15.3%)」など、実は多くの人がメガネを外したりずらしたりして文字を読んでいることが判明しました。一方で、「ピントが合う位置を探して頭や顎や目線を上下(29.7%)」、「手元を見る時は顎を上げたまま目線だけで下目使いに(18.2%)」「上げ下げしたり、遠ざけたり、近づけたり(14.4%)」するなど、ピントを合わせる様々な努力をしながら「遠近両用メガネ」を掛けていることもわかりました。夫婦の“しぐさ”は似るものなのか、はたまた自分が自覚しているからより気付くものなのか。配偶者がしていて気づく“しぐさ”のランキングにおいても、ほぼ同様の“しぐさ”がランキング入りしました。

配偶者が「遠近両用メガネ」を使っている時にしている“しぐさ”
1位 小さい文字を見るときは、「メガネを外す」 (40.3%)
2位 ピントが合う位置を探して「頭や顎や目線を上下」 (15.7%)
3位 物を読むときは、「メガネは頭の上に」 (13.1%)
4位 メガネをずらして「鼻メガネに」 (12.1%)
5位 雑誌や料理のメニューを見るために「上げ下げしたり、遠ざけたり、近づけたり」 (10.5%)

●「遠近両用メガネ」を使っている時に、ふとしてしまう“しぐさ”に関する質問をしたところ、全体の約8割が何らかの特徴のある“しぐさ”をしていることを認識していました。最も割合が高かったのが、「小さい文字を見るときは、メガネを外す(50.2%)」で、続いて高かったのが、「ピントが合う位置を探して頭や顎や目線を上下(29.7%)」。男女別では、「メガネを頭の上に」乗せるスタイルが男性に多いのに対し、「メガネをずらして鼻メガネに」するスタイルは特に40代の女性。また、スマホ使用時に「フォントサイズ・アップ」するのも、40代の女性に特に多いことが分かりました。

●配偶者が「遠近両用メガネ」を使っている時にしている“しぐさ”に関する質問に対しても、約7割が何かしらの“しぐさ”に気付いていることがわかりました。一番高かったのは、本人の“しぐさ”と同じで「小さい文字を見るときは、メガネを外す(40.3%)」という結果に。世代・性別で見ると、40代の女性が他の世代と比較して配偶者の「遠近両用メガネ」使用時の様々な“しぐさ”により敏感に気付いている一方、40代の男性では、配偶者の「遠近両用メガネ」使用時の“しぐさ”に気付かない割合が42.9%と最も高い結果となりました。

遠近両用メガネユーザーの4人に3人が “老眼しぐさ” で「老い」を実感
周囲からの視線以上に、自分の“しぐさ”から「老い」を意識

74.2%の「遠近両用メガネ」使用者がふとしてしまう様々な“しぐさ”を「したくない」と考えています。「面倒」、「目が疲れる」といった身体的な理由が挙がる一方で、「老い」にまつわる心理的な理由を挙げる割合も高い結果が見られます。また、こうしたふとしてしまう“しぐさ”で「老い」を感じるのは、周囲からの視線以上に、自分の“しぐさ”への自覚から「老い」を意識する傾向が強いことも分かりました。

●「ふとしてしまう“しぐさ”」に対して、あなたはどのように感じますかという質問に対しては、全体で74.2%の方が「可能な限りしたくない」「あまりしたくない」と回答。男女別ではより女性が、世代別では40代で「したくない」という回答が多くなっています。一方、男女別に世代間の比較をすると、女性は世代に関わらず約8割が「したくない」と回答しているのに対し、男性は40代(92.9%)と60代(56.2%)とで大きな違いがみられます。

●「ふとしてしまう“しぐさ”」をしたくない理由としては、「面倒に感じる(44.0%)」、「目が疲れる(32.6%)」という身体的な理由が上がる一方で、「自分が年を取った気持ちになる(28.3%)」、「周りから年を取っているように見られる気がする(22.3%)」、「周りから老眼だと気づかれる(17.9%)」といった「老い」にまつわる心理的な理由を選ぶ割合が高く見られます。「自分が年を取った気持ちになる」という、より自分自身の「老い」を意識することを理由に挙げる傾向は男女とも40代で特に強く、「周りから年を取っているように見られる気がする」、「周りから老眼だと気づかれる」といった周囲からの視線を理由に挙げる傾向は、40代の女性で特に強いことがわかりました。

●「ふとしてしまう“しぐさ”」に対して、年を取ったと感じることがありますかという質問に対しては、全体で75.4%の方が「とても感じる」「感じる」と回答。男女ともその割合は40代でより高い傾向にありますが、男性においては40代(92.9%)と60代(57.8%)でより大きな違いがみられ、40代の男性では特にふとしてしまう“しぐさ”が「老い」を感じさせる要因に繫がっていることが見られます。

7割が配偶者の “老眼しぐさ” を気になるのに指摘しない
お互いの “老眼しぐさ” も受け入れることで「いい夫婦」に

配偶者のふとしてしまう“しぐさ”、いわゆる“老眼しぐさ”に対して、約5割が「年を取ったな」と感じています。ただその“しぐさ”を配偶者に指摘したことがある割合は2割、またそのような“しぐさ”を配偶者に「してほしくない」との回答も3割に留まりました。配偶者の「老い」に気づきながらもあえて指摘をせず、お互いに受け入れていくことが優しさであり、「いい夫婦」の秘訣となるのかもしれません。

●配偶者の「ふとしてしまう“しぐさ”」を見て、あなたはどのように感じるかという質問に対しては、約5割が「年を取ったなと感じた」と回答。“老眼しぐさ”を通して、自身だけでなく、配偶者に対しても「老い」を感じていることがわかりました。特にこの割合は40代の女性で高く、40代女性の約7割が、配偶者に対して「年を取ったなと感じた」と回答しています。一方で、50代、60代の女性では、「仕方ないと感じた」「あまり気にならない」と回答する割合が増えています。

●配偶者に対して「ふとしてしまう“しぐさ”」を指摘したことがありますかという質問に対しては、約8割が「指摘したことがない」と回答。
 また配偶者の「ふとしてしまう“しぐさ”」についてどう思うかという質問に対しては、「してほしくない」、「あまりしてほしくない」という回答は全体の3割に留まっています。(自身の回答では7割以上の方がしたくないと回答)

“老眼しぐさ” の原因は、遠近両用メガネのレンズの構造から?
約7割が、解決出来る手段があるなら解決したい!

●遠近両用メガネ使用時の「ふとしてしまう“しぐさ”」は、本当は、遠近両用メガネのレンズ構造が原因のひとつで、レンズの構造を変えることで解決し得る問題と知っていましたかとの質問に対しては、約8割が知らなかったと回答。
 また遠近両用メガネ使用時の「ふとしてしまう“しぐさ”」をせずにすむ新しいレンズ構造の遠近両用メガネに対して、約7割が魅力的と回答しています。避けたいけど仕方ないとあきらめていた “老眼しぐさ”。遠近両用メガネ夫婦の多くが、本当は解決したい問題と思っているようです。

調査概要


調査名:いい夫婦の“老眼しぐさ”に関する実態調査
調査期間:2018年10月27日(土)〜10月29日(月)
調査対象:既婚・同居・遠近両用メガネを所有する男女各300名(計600名)
年齢:40‐60代
エリア:全国
調査方法:インターネット

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[三井化学]
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