「おなかケア」に関するアンケート調査(20代から60代までの男女対象) 

2019年03月06日

ビオフェルミン製薬は、20代から60代までの全国の一般男女1,000人(男性500人:女性500人)を対象に、「おなかケア」に関するアンケート調査を実施しました。

その結果、女性の約3割が日常的な腹部膨満感(お腹のハリ、ぽっこりお腹)があることが分かりました。また、腹部膨満感の一因となる「便秘」についても調べたところ、女性の3割以上が日常的に便秘に悩んでいました。

腹部膨満感は、便秘やストレス、胃腸の運動機能の低下や、空気をのみ込むことで腸内にガスが溜まることが原因に考えられます。中でも、便秘により腸内フローラが乱れ、悪玉菌が増えることで異常発酵が起こり、ガスが発生します。これも腹部膨満感の主な原因といわれています。
腸が健康に直結するという意識が広がるなか、腸内フローラや腸活といった腸に関するより適切な情報が必要になりそうです。

今回のアンケート調査の結果、便秘の原因は女性が「旅行」、男性が「ストレス」がトップ。一方、便秘で困ることは女性が「腹部膨満感」、男性「トイレに時間がかかる」で、体調・精神の両面で悩みとなっているようです。調査結果の概要は下記の通りです。

調査結果概要


  • 女性の約3割は日常的に「腹部膨満感」を感じている
  • 女性の3割以上は日常的に「便秘」に悩んでいる
  • 便秘で困ること1位は、女性「腹部膨満感」 男性「トイレに時間がかかる」2位は共に「おなら」
  • 1日出なくても「便秘」と考える人は全体の約3割
  • 便秘になる原因1位は「生活習慣の変化」、男女別では女性「旅行」 男性「ストレス」
  • 自分なりの便秘予防法は、1位「水分」2位「乳酸菌」3位「野菜」の摂取
  • おならが出るのを我慢するのは、女性「電車の中」 男性「仕事中」
  • お通じ対策に「実際に使っている金額」は0円の人が多いが、「支払える」金額は501円から3,000円がボリュームゾーン

調査結果


■女性の約3割は日常的に「腹部膨満感」を感じている

腹部膨満感の症状について聞いたところ、全体の22.0%の方が日常的に(ほぼ毎日~週に1~2日程度)腹部膨満感があることが分かりました。日常的に腹部膨満感があると答えた方は、男性16.8%、女性27.2%という結果でした。中でも、40代女性が特に多く35%の方が日常的に腹部膨満感を感じています。

■女性の3割以上は日常的に「便秘」に悩んでいる

便秘については、全体の26.0%の方が、女性では3割以上の方が日常的に便秘ということが分かりました。性年代別で見ると40代女性は41%、30代女性は39%、20代・50代女性は36%と、20代から50代の女性の約4割が日常的な便秘で悩んでいます。

■便秘で困ること1位は、女性「腹部膨満感」 男性「トイレに時間がかかる」
 2位は共に「おなら」

便秘症状がある方に「便秘で困ること」を聞いたところ、女性が「腹部膨満感」「おならが頻繁に出る」「トイレに時間がかかる」を挙げているのに対し、男性は「トイレに時間がかかる」「おならが頻繁に出る」「排便時の痛み」が上位を占めています。また女性からは「肌荒れ」(7位)、「食事が楽しめない」(8位)、男性からは「他の病気の原因になりそう」(8位)、「外出先や旅先でいつもトイレを確認している」(9位)との声もあり、男女とも便秘によるさまざまな悩みを抱えていることが分かりました。

■1日出なくても「便秘」と考える人は全体の約3割

「あなたにとって便秘とは」を尋ねてみました。便秘の定義は「3日以上お通じがない」※ですが、「1日出ない」「2日出ない」を合わせると半数以上を占め、便が出ないことに敏感な方が多い結果となりました。その一方で、4日以上お通じがないことを「便秘」と認識している方も約2割を占めています。体調管理のための大切な目安ですが、「便秘」に関する意識は人さまざまなようです。
※日本内科学会の定義

■便秘になる原因1位は「生活習慣の変化」、男女別では女性「旅行」 男性「ストレス」

便秘になるのはどんなときかを調べたところ、全体では「生活習慣が変化したとき」や「旅行に行ったとき」に便秘になると感じる人が多く、女性は「旅行に行ったとき」ですが、男性は「ストレスや緊張、プレッシャーが多いとき」と回答しています。生理の前後や妊娠中に便秘になりやすいと感じる女性も見受けられました。

■自分なりの便秘予防法は、1位「水分」2位「乳酸菌」3位「野菜」の摂取

日常的な便秘に悩んでいる方に、便秘予防のために普段から気を付けていることを聞いたところ「水分を摂取する」という方が半数以上(56.2%)を占め、続いて「乳酸菌食品 (ヨーグルトなど)を摂取する」(43.8%)、「野菜(食物繊維)を摂取する」(41.5%)、「納豆などの発酵食品を摂取する」と続き、飲食物に頼る方が多いことが分かりました。また、整腸薬や便秘薬の力を借りる方も見受けられました。

■おならが出るのを我慢するのは、女性「電車の中」 男性「仕事中」

便秘で困ることの2位のおなら。「我慢したことはあるか」の問いには約3割の方が「ある」と回答。では「どの様な場面だったか」を、「ある」と回答した方に聞いたところ、女性は「電車の中」(37.9%)、男性は「会議や打ち合わせ中」(49.6%)がトップで、静かな場所や緊張している時ほどおならを我慢せざるを得ない状況にあるようです。
また男女のおなら意識が対照的だったのは「デートの時」。男性は20代、40代で2割程度、30代が7.1%だったのに対し、女性は20~40代の約3割が「我慢する」と回答。女心がにじみ出た結果となりました。

■お通じ対策に「実際に使っている金額」は0円の人が多いが、「支払える」金額は501円から3,000円がボリュームゾーン

日常的な便秘に悩んでいる方のうち、1カ月に「実際に501円以上使っている」が約4割(39.2%)を占めたものの、約半数(47.7%)の人が「0円」と回答しました。
しかし、お通じ対策のために1カ月にいくら「支払うことができるか」を聞いたところ、「0円」は23.1%にとどまり、「501~3,000円」が45.8%でボリュームゾーンでした。お金をかけてでも便秘や腹部膨満感の悩みから解放されたいと考えている人が多いようです。

調査概要


調査目的:腸に関する意識・実態を探る
調査地域:全国
対象者条件:20~69歳までの一般男女
調査手法:インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング)
調査期間:2019年1月
サンプル数:1,000人

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[PRTIMES]
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