出張手配と経費精算に関する調査(出張経験のある25~50歳の会社員男女対象) 

2019年04月16日

AIトラベルは、2019年4月16日に「出張手配と経費精算に関する調査」結果を公開しました。調査対象者は、出張経験のある25~50歳の会社員(男女)。
結果によると、宿泊先や移動手段の予約手配に1時間以上かかるケースが約3割、出張手配で面倒だと感じていることは「条件にあったものを探すのに時間がかかる」「旅費規定に沿った宿泊施設を探すのに時間がかかる」「移動手段を調べるのに時間がかかる」など「探す・調べるのに時間がかかる」が上位を占める結果になりました。

調査結果サマリー


  • 出張申請について専用システムやワークフローシステムを使っていないケースが6割超。
  • 出張手配については「立替で移動手段や宿泊先を手配し後日精算」が6割超。
  • 出張の予約や手配にかかる時間に1時間以上かかるケースが3割弱ある。
  • 出張でよく使う移動手段のトップは新幹線(チケット購入)が5割超え。(新幹線EXサービス利用を上回る)
  • 出張申請や手配面倒と思うキーワードは「探す」「調べる」

調査結果


■出張申請の仕方

規定書式を「紙面で申請する」と回答した割合が25.1%と一番多く、ついで「口頭申請」が22.3%、「ワークフローシステムで申請」が21.6%となりました。出張の申請に関しては全体の59.1%がシステム(出張管理システム・ワークフローシステム)を利用せず人的ベースで行っている結果となりました。

■出張手配の仕方

出張手配の方法は「立替で移動手段や宿泊先を手配して後日精算している」と回答した人が全体の61.2%であった。精算部分は個人で行うケースが目立つ。また「自分で内容を選定し、会社に手配してもらっている」が20.6%、「総務部署などの担当者に手配してもらっている」が14.1%、「旅行代理店に手配してもらっている」が3.0%と手配を他部署や代理店依頼しているケースは全体の37.7%であった。「立替」と「手配」を自身で行っているケースが全体の6割を占めており、出張者自身の業務を圧迫していることが伺えます。

■出張の予約手配にかかる時間

出張の予約手配にかかる時間は「30分以上1時間未満」と回答した人が全体の37.5%が一番多く、ついで「30分未満」が34.5%であった。「1時間以上」「半日」「1日」「1日以上」と回答した割合の合計が27.9%となり、予約手配のさらなる効率化に検討の余地があるのではないかと思われる結果となった。

■出張でよく使う移動手段

出張でよく使う移動手段は「新幹線(チケット購入)」と回答した人が全体の58.3%であった。ついで「飛行機(国内)」が38.5%、「新幹線(EXサービスを利用)」が38.1%となった。「新幹線(チケット購入)」については全体の6割弱を占めた事からもEX法人カードの利用を進め、予約手配にかける時間を削減させる必要の余地があるのではないか。

■従業員が出張申請や手配で面倒だと感じていることランキング

出張申請や手配で面倒と思う事は「条件にあったものを探すのに時間がかかる」と回答した人が31.4%と一番多く、ついで「旅費規定に沿った宿泊先を探すのに時間がかかる」が26.0%、「移動手段を調べるのに時間がかかる」が23.0%であった。「探す」「調べる」といった手間を削減すれば、出張者にとって余分な時間を短縮できるたけでなく、心理的なストレスを解放できるのではないかと考えられる。

調査概要


■調査方法:インターネット調査
■調査地域:全国
■対象者 :出張経験のある25~50歳の会社員(男女)
■回答者数:538人
■調査期間:2019年3月12日~14日
■調査機関:Fastask(株式会社ジャストシステム)

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[AIトラベル]
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