記念日の飲食シーンについての調査 

2012年12月26日
リクルートライフスタイルに設置された食に関する調査・研究、地域振興機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」は、記念日の飲食シーンについての調査結果を発表。

■過去1年間で特別なお祝いの実施者は77.7%。うち、外食でお祝いは35.3%

<過去1年間の特別なお祝いの実施率> (首都圏・関西圏計、複数回答  ※以下同)
●お祝いの実施あり計:77.7%
○第1位:自分の誕生日54.4%
○第2位:配偶者の誕生日37.2%
○第3位:子供・孫の誕生日36.3%

<特別なお祝いの内容>
○第1位:プレゼント・贈り物56.9%
○第2位:家の中での特別な食事36.9%
●第3位:外食や飲食店でのパーティー・会合など35.3%

 特別なお祝いで誕生日以外では「クリスマス・クリスマスイブ」(35.9%)や「母の日」(32.2%)が上位に入った。実施の内容では「家の中での特別な食事」( 36.9%) が「外食」(35.3%)をわずかながら上回り、世の中的に宅配やお惣菜購入などいわゆる「中食」が伸びている傾向と一致する結果であった。

■結婚記念日→レストラン、仕事の打上げ→居酒屋・・・。記念日と相手により場所は使い分け

<記念日×相手別・お祝い時の外食場所>
○結婚記念日×自分 第1位:レストラン(ファミレス以外)37.0%
○誕生日×恋人 第1位:レストラン(ファミレス以外)35.0%
○誕生日×子供・孫 第1位:ファミリーレストラン、回転寿司27.8%
○誕生日×友人 第1位:居酒屋、バー、ビアホール33.3%
○打上げ・お祝い×同窓・OB会 第1位:居酒屋、バー、ビアホール54.5%
○打上げ・お祝い×仕事関係者 第1位:居酒屋、バー、ビアホール65.1%

 全記念日の合計ではレストラン(ファミレス以外)が、29.6%で最多であった。「食事を主体とする店」が合計で80.5%、「飲酒を主体とする店」が合計で12.8%と、記念日全体ではお酒より食事を楽しむニーズが高いという結果に。

■店選びは、「雰囲気が落ち着いている」重視、あったら嬉しいのは「デザート系」サービス

<お祝い時の飲食店重視点>
●第1位:雰囲気が落ち着いていること34.7%
○第2位:美味しい料理、そこでしか味わえないメニュー26.7%
○第3位:おしゃれなお店であること22.0%

<あったら嬉しいサービス>
●第1位:ケーキのプレゼント40.6%
○第2位:デザートサービス27.3%
○第3位:割引サービス25.4%

 祝い時の飲食店の重視点も相手による違いは大きく、「七五三」「還暦祝い」では「個室があること」、「恋人の誕生日」では「高級感があること」などが上位に。お店によるサービスでは「よくあるバースデーケーキのサービスではなく、名前や日にち、趣味のスポーツなどをデコレーションに取り入れた、その人のためだけに作られた感のあるケーキを出されて感動(20代・女性)」などに代表される、「ケーキのプレゼント」や「デザートサービス」が1,2位、次いで割引がランクイン。


【調査概要】
・調査時期:2012年9月19日(水)~9月24日(月)
・調査方法:インターネットによる調査
・調査対象:首都圏、関西圏に住む20~59歳の男女(株式会社インテージの登録モニター)
・有効回答数:5,141件(首都圏3,498件、関西圏1,643件)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ホットペッパーグルメリサーチセンター]
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