20~60 代女性対象「夕食メニューの変化」に関する調査 

2013年11月08日
日清オイリオグループ「生活科学研究室」は、20~60 代の女性を対象に「食卓における時間の使い方」調査を実施した。

調査によると、食事の果たす役割や重要性は変わらないものの、食事作りにかける時間は短くなっていることが分かりました。このことから、調理行動や食卓に並ぶメニューが変化していることが予想されます。そこで今回は、家庭における夕食メニューに着目し、10 年前からの変化について明らかにしました。

□夕食における健康面へのこだわりが増加!
 10 年前と比べて夕食でこだわるようになったことは、「栄養バランスやカロリーなどに配慮すること」が53%で最も高く、健康面へのこだわりが増加している様子がうかがえました。また、「バランスの良い食事」、「健康に良い成分や食材」に対する意識が高いことも分かりました。

□夕食メニューを決める際にインターネットを参考にするようになった人が最多
 10年前と比べて夕食メニューを決める際に参考にするようになったものは、「インターネット上のレシピ」が70%と圧倒的に高く、次いで「テレビの料理番組」、「レシピ本・新聞・雑誌」が30%前後となりました。

□健康感を理由に和食の頻度が増加!一方で、ご飯や味噌汁を食べる頻度は減少
 10 年前と比べて和食を作る頻度が増えた人は46%となり、理由として「健康的だから」、「カロリーが低いから」などが挙がりました。逆に、洋食を作る頻度が減った人は32%となり、理由として「カロリーが高いから」などが挙がりました。一方で、「白飯」、「味噌汁・吸い物」、「漬け物」を食べる頻度は減っていることから、和食の内容が変わってきていることもうかがえました。

□使う頻度が増えた人が最も多かった調味料はオリーブオイル!
 10年前と比べて「オリーブオイル」の使用頻度が増えた人は54%となり、今回調査した調味料の中で最も高くなりました。次いで「酢(41%)」、「めんつゆ(39%)」、「ごま油(37%)」となり、健康感の強いものや、メニューへの汎用性の高いと思われるものが上位となりました。

□調理済食品※の利用には時短意識と健康意識が影響
 10 年前と比べて使用頻度が増えた調理済食品は「冷凍食品」、「出来合いの惣菜」、「惣菜の素」の順となり、その理由は「調理時間の短縮」が最も多くなり、調理への時短意識がうかがえました。一方で、使用頻度が減ったものは「インスタント食品」、「レトルト食品」、「缶詰」の順となり、「健康が気になる」、「安全性が分からない」といった理由も多く挙がっていることから、健康面を意識する様子もうかがえました。(Q6 参照 )

※:出来合いの惣菜、レトルト食品、冷凍食品、インスタント食品、缶詰、惣菜の素を調理済食品として聴取

【調査概要】
調査方法 :インターネット
調査地域 :全国
調査対象 :20~60 代の女性
サンプル数 :1199 サンプル(ウェイトバック集計※)
調査実施日 :2013 年8 月9~11 日

※:回答者の年代構成を日本の実年代構成に合わせるため、人口構成比に準拠して集計する手法

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日清オイリオグループ]
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