夫及び妻のへそくりに関する実態調査 

2013年11月11日
ドゥ・ハウスの聞く技術研究所は、夫及び妻のへそくりに関する実態を把握する調査を行った。

【調査結果】

1.カネの管理者
・性別にみると、女性は男性と比べて「お金の管理は主に自分が行っている」の割合が高く、74.3%。
・エリア別にみると、大きな差異はみられない。

2.へそくり経験有無
・性別にみると、女性は男性と比べて「している」の割合が高く、44.5%。
・エリア別にみると、大阪は東京と比べて「している」の割合が高く、43.3%。
・属性別にみると、最も「している」の割合が高いのは『東京女性50代』『大阪女性50代』の56.0%。

3.へそくり実施理由
・【へそくりを実施している理由】をみると、「家族のためにこっそり貯蓄したい」「もしも……のときに備えたい」「配偶者に気兼ねなく使えるお金がほしい」といったインストゥルメンタルな回答だけではなく、「貯蓄自体が楽しい」といった声もあがっている。
・「もしも……のときに備えたい」としては、「車の維持費」「入院費」「離婚した場合の生活費」「夫が生活費をくれない場合」といった声があがっている。

4.へそくり中止理由

・【過去にへそくりをしていたのに、現在はしていない理由】をみると、「へそくりをする経済的な余裕がなくなった」「配偶者の金銭管理が厳しくなり、へそくりできなくなった」「へそくりをする必要がなくなった」「へそくりを貯めるのではなく、使う段階に入った」「隠しておくのが面倒/罪悪感を覚えた」「配偶者にも貯蓄の大切さを理解してもらうため、敢えてオープンにした」「へそくりする意味がないと感じた」といった声があがっている。
・「配偶者の金銭管理が厳しくなり、へそくりできなくなった」をみると、へそくりがばれた場合だけではなく、年金生活者になることでへそくりを実施できなくなる様子がうかがえる。

5.へそくりがばれてしまった経験有無
※へそくり実施経験者のみ回答
・性別にみると、男性は女性と比べて「ばれてしまったことがある」の割合が高く、22.3%。
・エリア別にみると、大きな差異はみられない。
・属性別にみると、最も「ばれてしまったことがある」の割合が高いのは『東京男性40代』の26.9%。次いで、『大阪男性30代』26.5%、『東京男性60代』25.0%が続く。

6.へそくりしている場所
・最も割合が高いのは「銀行(郵便局)口座」の60.8%。次いで、「タンス」「机の引き出しの中、引き出しの裏」10.8%、「棚(本やCDに挟む場合も含む)」9.6%が続く。

7.配偶者はへそくりしていると思うか?
・性別にみると、男性の50.5%は配偶者がへそくりをしていると考え、19.5%は確信しており、更に6.0%は場所までしっている。一方女性の39.0%は配偶者がへそくりをしていると考え、19.0%は確信しており、11.0%は場所まで知っている。


【調査概要】
・調査対象者:東京圏と大阪圏に在住の30~69歳の既婚男女
 東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)/大阪圏(大阪府、滋賀県、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県)
・サンプル数:800s
・調査期間:2013年10月17日(木)~23日(水)
・調査機関:株式会社ドゥ・ハウス
・調査手法:myアンケート(オンライン定量リサーチ)

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