民生用電気機器 2014 年1月度 国内出荷実績 

2014年02月24日
日本電機工業会は、民生用電気機器 2014 年1月度 国内出荷実績を発表。

民生用電気機器の 2014 年1月度の国内出荷金額は、1,772 億円、前年同月比(以下前年比と略記)134.7%と大幅増となり、8ヵ月連続のプラス、また3ヵ月連続の二桁増なった。昨年後半からの消費マインド向上に加えて4月の消費税率改定前の大幅需要増となり、過去 10 年で見ると1月としては最も高い出荷金額となった。

製品別の国内出荷金額を見ると、ルームエアコンが 462 億円、前年比 147.0%と、8ヵ月連続のプラス、電気冷蔵庫が 317 億円、同 182.7%と3ヵ月連続のプラス、電気洗濯機が 278 億円、同 138.9%と4ヵ月連続のプラスとなった。また、空気清浄機(同 116.9%)、電子レンジ(同 126.3%)、ジャー炊飯器(同 117.2%)等も、二桁増となっている。

【 2014 年1月度主要製品の国内出荷 】

● ルームエアコン
・ 2014 年1月は、575 千台、前年比 138.7%となり、5ヵ月連続のプラス、また4ヵ月連続の二桁増となった。1月単月としては、数量、金額とも 1972 年の調査開始以来、過去最高となった。

● 電気冷蔵庫
・ 2014 年1月は、283 千台、前年比 147.2%となり、3ヵ月連続のプラスとなった。
・ 容量別では、冷蔵庫全体の約半数を占める「401L以上」の大型タイプも、138 千台、同 176.0%となり、3ヵ月連続のプラスとなった。

● 電気洗濯機
・ 2014 年1月は、440 千台、前年比 128.9%となり、2ヵ月ぶりのプラスとなった。
・ 「洗濯乾燥機」も 129 千台、同 118.4%と、2ヵ月連続のプラスとなった。台数構成比は、約3割で推移している。

● 換気扇
・ 2014 年1月は、559 千台、前年比 114.3%となり、16 ヵ月連続のプラスとなった。
・ 新設住宅着工戸数の伸びに後押しされている。

● 電気掃除機
・ 2014 年1月は、410 千台、前年比 111.8%となり、2ヵ月ぶりのプラスとなった。
・ 「シリンダーとポット型」のうち、「サイクロン他」は、197 千台、同 110.3%と 18 ヵ月連続のプラスとなり、好調を維持している。

● 電子レンジ
・ 2014 年1月は、291 千台、前年比 121.8%となり、2ヵ月ぶりのプラスとなった。
・ 全体の約8割を占める「オーブンレンジ」のプラスに加え、「単機能レンジ」もプラスとなり好調を維持している。

● ジャー炊飯器
・ 2014 年1月は、526 千台、前年比 110.3%となり、2ヵ月ぶりのプラスとなった。
・ 高火力で炊き上げる「IH 式」は、366 千台、同 110.8%となり3ヵ月連続のプラスとなった。

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[日本電機工業会]
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