就職活動と入社後の就業に関する調査－若手社会人の入社1年目の状況 分析編－
2014年06月30日
リクルートキャリアのよりよい就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所は、就職活動と入社後の就業に関する状況を明らかにするため、社会人を対象に調査を実施。
調査結果の「若手社会人の入社1年目の状況 概況編」をもとに分析を行いました。
【調査結果】
はじめに：「分析編」説明（「満足感」と「活躍実感」との組み合わせについて）
この「分析編」では、新入社員として入社後、1年目において、「職場・仕事の満足度が高く、活躍している」状態が望ましいとの考えのもと、入社1年目の「職場・仕事に対する満足感」と「同期と比較したときの仕事上での活躍実感」を掛け合わせて、区分できる群ごとの分析を行った。
この「職場・仕事に対する満足感」と「同期と比較したときの仕事上での活躍実感」の掛け合わせについては、9パターンが存在するが、その中で「分析編」では、特徴が顕著になりうる満足度については、「満足していた」「満足していなかった」を、活躍実感については「活躍していた」「活躍していなかった」の組み合わせで区分される、4パターンを抽出し分析を行った。
1）入社時の配属先に関することについて
入社時の配属先に関することについて見る。
［満足×活躍］は、配属先について、入社前・後含めて、聞いてもらえる機会があり、希望通りであった。また、配属先への納得感についても、9割強が納得している。
［満足×非活躍」は、［満足×活躍］とほぼ同傾向であったが、「人事担当者からの説明がなかった」が高くなっている。
［不満足×活躍］は、配属先が希望ではなかったが3割強だった。また、2割が納得していなかった。
［不満足×非活躍］は、半数が配属先の希望を聞いてもらえる機会がなく、希望ではなかったのも4割強であった。また、納得しなかったも3割強と、4パータンのうちでもっとも高かった。
2）入社時において、その企業で働こうと思っていた年数について
入社時において、その企業で働こうと思っていた年数で、3年未満・計（「1年未満」＋「1年～3年未満」）を見ると、［満足×活躍］［満足×非活躍］は、10％前後であるが、［不満足×活躍］は29.7％、［不満足×非活躍］は38.9％であった。
また、「定年まで」を見ると、［満足×活躍］［満足×非活躍］は30％前後であるが、［不満足×活躍］［不満足×非活躍］は、10％前後であった。
3-1）入社1年目時のメンター・教育担当者の有無、目標となった人について
入社1年目時のメンター・教育担当者の有無、および、目標となった人について見る。
［満足×活躍］［満足×非活躍］は、メンター・教育担当者が7割以上おり、目標となった人もいた。目標となった人は、「同じ部署の先輩」がもっとも多く、次いで「上司」である傾向は同じであった。異なるところは、［満足×非活躍］の方が、目標となった人がいなかったが2割強であった。
［不満足×活躍］［不満足×非活躍］は、メンター・教育担当者がいたのは、半数程度である。目標となった人がいなかったは4割以上で、特に、［不満足×非活躍］は、半数以上であった。一方で、目標となった人は、前述の2パターン同様、「同じ部署の先輩」がもっとも多く、次いで「上司」であった。
※メンター＝相談できる人
３-2）入社1年目時の周囲からの評価実感について
４-1）入社前後でのギャップ（プラス・マイナスの両面）について
４-2）入社前後でのギャップがあったうち、マイナスに働いた項目について
５）入社1年目時の「うれしかった」、「成長を感じられた」などを感じた経験について
６）入社1年目時の職務や組織への適応を促進する行動やスタンスについて
７）入社前の活躍意向、現在の仕事で活躍することの重視意向について
【調査概要】
・調査目的：若手社会人の、就職活動と入社後の就業やパフォーマンスとの関係性を明らかにする。
・調査方法：インターネット調査 調査協力：株式会社インテージ
・調査対象：インテージ社のモニターにスクリーニング調査を行い、首都圏（1都3県）、東海（4県）、関西（2府4県）在住、 大学・大学院（修士課程）卒で、2008年～2013年に正社員として入社し、現在も正社員として働いている22～35歳の男女 8,708名を対象にした。
－地域区分の内訳－
首都圏 ： 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
東海 ： 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
関西 ： 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
・調査期間：2014年2月28日～3月10日
・有効回答：3,098人（回収率35.6％）
・主な質問内容：就職活動実施時の活動内容等、入社1年目の状況、現在の状況など
その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
調査結果の「若手社会人の入社1年目の状況 概況編」をもとに分析を行いました。
【調査結果】
はじめに：「分析編」説明（「満足感」と「活躍実感」との組み合わせについて）
この「分析編」では、新入社員として入社後、1年目において、「職場・仕事の満足度が高く、活躍している」状態が望ましいとの考えのもと、入社1年目の「職場・仕事に対する満足感」と「同期と比較したときの仕事上での活躍実感」を掛け合わせて、区分できる群ごとの分析を行った。
この「職場・仕事に対する満足感」と「同期と比較したときの仕事上での活躍実感」の掛け合わせについては、9パターンが存在するが、その中で「分析編」では、特徴が顕著になりうる満足度については、「満足していた」「満足していなかった」を、活躍実感については「活躍していた」「活躍していなかった」の組み合わせで区分される、4パターンを抽出し分析を行った。
1）入社時の配属先に関することについて
入社時の配属先に関することについて見る。
［満足×活躍］は、配属先について、入社前・後含めて、聞いてもらえる機会があり、希望通りであった。また、配属先への納得感についても、9割強が納得している。
［満足×非活躍」は、［満足×活躍］とほぼ同傾向であったが、「人事担当者からの説明がなかった」が高くなっている。
［不満足×活躍］は、配属先が希望ではなかったが3割強だった。また、2割が納得していなかった。
［不満足×非活躍］は、半数が配属先の希望を聞いてもらえる機会がなく、希望ではなかったのも4割強であった。また、納得しなかったも3割強と、4パータンのうちでもっとも高かった。
2）入社時において、その企業で働こうと思っていた年数について
入社時において、その企業で働こうと思っていた年数で、3年未満・計（「1年未満」＋「1年～3年未満」）を見ると、［満足×活躍］［満足×非活躍］は、10％前後であるが、［不満足×活躍］は29.7％、［不満足×非活躍］は38.9％であった。
また、「定年まで」を見ると、［満足×活躍］［満足×非活躍］は30％前後であるが、［不満足×活躍］［不満足×非活躍］は、10％前後であった。
3-1）入社1年目時のメンター・教育担当者の有無、目標となった人について
入社1年目時のメンター・教育担当者の有無、および、目標となった人について見る。
［満足×活躍］［満足×非活躍］は、メンター・教育担当者が7割以上おり、目標となった人もいた。目標となった人は、「同じ部署の先輩」がもっとも多く、次いで「上司」である傾向は同じであった。異なるところは、［満足×非活躍］の方が、目標となった人がいなかったが2割強であった。
［不満足×活躍］［不満足×非活躍］は、メンター・教育担当者がいたのは、半数程度である。目標となった人がいなかったは4割以上で、特に、［不満足×非活躍］は、半数以上であった。一方で、目標となった人は、前述の2パターン同様、「同じ部署の先輩」がもっとも多く、次いで「上司」であった。
※メンター＝相談できる人
３-2）入社1年目時の周囲からの評価実感について
４-1）入社前後でのギャップ（プラス・マイナスの両面）について
４-2）入社前後でのギャップがあったうち、マイナスに働いた項目について
５）入社1年目時の「うれしかった」、「成長を感じられた」などを感じた経験について
６）入社1年目時の職務や組織への適応を促進する行動やスタンスについて
７）入社前の活躍意向、現在の仕事で活躍することの重視意向について
【調査概要】
・調査目的：若手社会人の、就職活動と入社後の就業やパフォーマンスとの関係性を明らかにする。
・調査方法：インターネット調査 調査協力：株式会社インテージ
・調査対象：インテージ社のモニターにスクリーニング調査を行い、首都圏（1都3県）、東海（4県）、関西（2府4県）在住、 大学・大学院（修士課程）卒で、2008年～2013年に正社員として入社し、現在も正社員として働いている22～35歳の男女 8,708名を対象にした。
－地域区分の内訳－
首都圏 ： 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
東海 ： 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
関西 ： 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
・調査期間：2014年2月28日～3月10日
・有効回答：3,098人（回収率35.6％）
・主な質問内容：就職活動実施時の活動内容等、入社1年目の状況、現在の状況など
その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
