就職活動と入社後の就業に関する調査 -若手社会人の入社1年目の状況 概況編- 

2014年06月30日
リクルートキャリアのよりよい就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所は、就職活動と入社後の就業に関する状況を明らかにするため、社会人を対象に調査を実施。
一部を抜粋し「若手社会人の入社1年目の状況 概況編」としてまとめた。

【調査結果】

【入社1年目時のメンター・教育担当者の有無、目標となった人、周囲からの評価実感について】
●入社1年目時にて、目標となった人は誰であったかについては、「同じ部署の先輩」が41.0%と最も多く、次いで、「上司」の22.5%であった。一方で、目標となった人がいなかったのは、3割であった。

【入社前後でのギャップ、ギャップがあったうちマイナスに働いた項目について】
●入社前後でのギャップがあったうち、マイナスに働いた項目の上位を見ると、「勤務時間・休日」(24.5%)、「社内ルール・常識」(21.5%)、「給与・福利厚生」(21.4%)、「上司の能力や資質」(21.3%)と続く。 「マイナスに働いたものはない」は2割近くだった。

【入社1年目時の「うれしかった」、「成長を感じられた」などを感じた経験について】
●入社1年目時の、「成長を感じられた」「つらさを乗り越えた」と感じた経験を見ると、「成長を感じられた」のは6割近くで、「つらさを乗り越えた」も半数近くであった。

【入社1年目時の職務や組織への適応を促進する行動やスタンスについて】
●入社1年目時の行動やスタンスの項目のうち、行動やスタンスができていた上位項目は、「上司や先輩に報告・連絡・相談しながら仕事を進めた」(75.1%)、「任された仕事は、最後までやり遂げようとしていた」(74.6%)、「失敗をしてもあきらめずに物事に取り組んでいた」(73.3%)、「学んだり気づいたことは、すぐ実行するようにしていた」(72.2%)、「過去の経験から学んだことを仕事の中で生かしていた」(64.8%)であった。

【入社1年目時の職場・仕事の満足感、同期と比較したときの活躍実感について】
●入社1年目時における、職場・仕事に対する満足感は、満足していたのは半数以上であった。
●入社1年目時における、同期と比較したときの仕事上の活躍実感は、活躍していたのは34.7%であった。
●入社前における、仕事をする上での活躍意向は、活躍したいと思っていたのは8割近くだった。


【調査概要】
・調査目的:若手社会人の、就職活動と入社後の就業やパフォーマンスとの関係性を明らかにする。
・調査方法:インターネット調査 調査協力:株式会社インテージ
・調査対象:インテージ社のモニターにスクリーニング調査を行い、首都圏(1都3県)、東海(4県)、関西(2府4県)在住、 大学・大学院(修士課程)卒で、2008年~2013年に正社員として入社し、現在も正社員として働いている22~35歳の男女 8,708名を対象にした。
 -地域区分の内訳-
 首都圏 : 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
 東海 : 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
 関西 : 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
・調査期間:2014年2月28日~3月10日
・有効回答:3,098人(回収率35.6%)
・主な質問内容:就職活動実施時の活動内容等、入社1年目の状況、現在の状況など

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[リクルートキャリア]
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