第2回「独創性を感じる日本企業」調査 

2014年05月30日
リスクモンスターは、第2回「独創性を感じる日本企業」調査結果を発表。

【調査結果】

[1] 第2回「独創性を感じる日本企業」アンケート/ランキング結果

1 トヨタ自動車 22.1%
2 本田技研工業(ホンダ) 16.6%
3 ソニー 13.9%
4 ファーストリテイリング(ユニクロ) 12.9%
5 任天堂 12.8%
6 ヤマト運輸 9.8%
7 キヤノン 9.4%
8 タニタ 9.0%
9 ソフトバンク 8.5%
10 パナソニック 7.8%
11 日産自動車 7.7%
11 楽天 7.7%
13 TOTO 7.5%
14 セブン-イレブン 6.8%
15 味の素 6.4%
16 シャープ 6.0%
17 富士フイルム 5.9%
17 小松製作所(コマツ) 5.9%
19 サンリオ 5.8%
20 ヤクルト 5.6%
20 京セラ 5.6%

第2回「独創性を感じる日本企業」アンケートのランキング1位は「トヨタ自動車」(回答率 22.1%)となりました。次いで「本田技研工業(ホンダ)」が2位(同 16.6%)、「ソニー」が3位(同 13.9%)となり、以下「ファーストリテイリング(ユニクロ)」(同 12.9%)、「任天堂」(同 12.8%)、「ヤマト運輸」(同 9.8%)、「キヤノン」(同 9.4%)と続きました。

業種としては、自動車製造業3社(トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車)、電気機器製造業5社(ソニー、キヤノン、タニタ、パナソニック、シャープ)、その他製造業8社(任天堂、TOTO、味の素、富士フイルム、小松製作所(コマツ)、サンリオ、ヤクルト、京セラ)と、製造業がトップ 21のうち 16 社を占め、日本の製造業が有する開発技術の信頼性が表れた結果と言えます。
製造業以外では、小売・サービス業5社(ファーストリテイリング(ユニクロ)、ヤマト運輸、ソフトバンク、楽天、セブン-イレブン)がランクインしており、それぞれ価格や品質などにおける独自のサービス手法を編み出し、消費者から高い評価を得ていることが評価の背景と考えられます。

[2] 第2回「独創性を感じる日本企業」アンケート/前回比較

第1回「独創性を感じる日本企業」アンケートの結果と比較したところ、上位企業のうち「トヨタ自動車」、「本田技研工業(ホンダ)」、「ソニー」、「ファーストリテイリング(ユニクロ)」、「任天堂」の上位5社は、前回と同順位を維持しており、安定した支持を得続けているといえます。6位以下では、「ヤマト運輸」(前回 15 位→今回6位)、「小松製作所(コマツ)」(前回 29 位→今回 17 位)の2社がそれぞれに大幅にラックアップしましたが、それ以外での大きな変動は殆ど見られず、上位 21 社のうち、18 社は前回調査に引き続いての上位入りとなりました。

[3] 第2回「独創性を感じる日本企業」アンケート/選択理由

選択した理由を自由回答で尋ねたところ、ランキング1位の「トヨタ自動車」では、「ハイブリッド技術のパイオニア」、「独自で築いた高い生産能力」といった評価が多く、2位の「本田技研工業(ホンダ)」では、「ロボット開発で見せた高い技術力」、「個性的なデザイン・性能の車を開発」、3位の「ソニー」では、「ウォークマンの世界的ヒット」、「他社が思いつかない商品を開発」、などが挙げられました。
製造業における評価の多くは、「技術力」、「開発力」など、日本の誇る「モノづくり」に対する評価でしたが、その他に、4位の「ファーストリテイリング(ユニクロ)」では、「経営者の経営理念に対する独自性」、8位の「タニタ」では、「健康促進を前面に打ち出すことで、自社商品のイメージ向上させた営業戦略」、19 位の「サンリオ」では、「日本を代表するキャラクター戦略」というように、「モノづくり」の技術力だけでなく、商品の販売方法やイメージ戦略において、独創性を見出している回答も多く見られました。


【調査概要】
調査名称 : 第2回「独創性を感じる日本企業」調査
調査方法 : インターネット調査
調査エリア : 全国
調査期間 : 2014 年3月 25 日(火)
調査対象者 : 20~59 歳の有職者男女個人、60~69 歳の男女個人 (有効回収数 1,000)
調査対象企業 : 年間売上 2,500 億円以上、従業員数 5,000 人以上の企業 200 社を抽出

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