「正社員で働くこと」についてのアンケート調査 

2014年09月17日
エン・ジャパンが運営する、「エン チャレンジ!はた☆らく」上で、10代・20代のサイト利用者277名を対象に「正社員で働くこと」についてアンケートを行いました。

【調査結果概要】

アベノミクスの成長戦略の1つとして「限定正社員」に注目が集まり、人手不足の影響から小売業等のサービス業を中心に非正規雇用の正社員化が進んでいます。労働人口(15~64歳)の労働者に占める正社員比率(※)は、男性の平均が81.5%で10代から上昇を続け、45~54歳の90.7%でピークに。女性の平均は45.6%で25~34歳の57.9%をピークに下降します。今後本格的に社会へ飛び出す10代・20代の若年層は、どのような雇用形態を望んでいるのでしょうか。さまざまな雇用形態での職探しをしている10代・20代の方(正社員経験者が42%)を対象に調査を行いました。 ※総務省「労働力調査」平成26年7月分より

今後希望する雇用形態は「正社員」という回答が77%と圧倒的多数を占めました。実際に正社員経験者に正社員で働いていて良かったことを伺うと「毎月固定の給与がもらえること」「賞与がもらえること」など給与面の回答が上位を連ねました。一方、正社員を希望する方から「希望と違っても、簡単にやめられない」「責任を果たせるかどうか」「サービス残業など待遇が悪くないかどうか」などの、正社員となることで責任が増し、自由な働き方が出来なくなるのではといった懸念の声が上がりました。

【調査結果詳細】

1:10代・ 20代の77%が正社員就職を希望。

「今後、就きたいと思う雇用形態を教えてください」と聞いたところ、77%が「正社員」と回答。第2位の「アルバイト」(25%)以下を大きく引き離してトップとなりました。

2:正社員で働いていて良かったこと第1位は、「毎月固定の給与がもらえること」。

実際に正社員として働いたことがある方に、「正社員で働いていて良かったことを教えてください」と伺いました。第1位は「毎月固定の給与がもらえること」(77%)、第2位は「賞与がもらえること」(61%)という結果に。多くの方が、正社員という雇用形態では、収入面でのメリットを実感していることがわかりました。

3:正社員として働く上で不安なことの第1位は、「希望と違っても、簡単にやめられないこと」。

「正社員」としての就業を希望している方に、「正社員として働く上で不安なことを教えてください」と聞いたところ、51%と半分以上の方が「希望と違っても、簡単にやめられないこと」を挙げ、第1位に。第2位、第3位には僅差で「責任を果たせるかどうか」(46%)「サービス残業など待遇が悪くないかどうか」(46%)が続きました。

具体的には「年齢的にも今、正社員になってしまうと、昔から抱いていた冒険心(海外に行って放浪したり、ちょっとしたビジネスに手を出したり)が持てなくなるという不安」がある、「実際に希望をもって正社員になれたとしても、自分が想定していなかったり、本当はあまりやりたくないことを任せられることもあると思う」などの心配の声が上がりました。


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:「エン チャレンジ!はた☆らく」の10代・20代利用者 277名
調査期間:2014年6月26日~ 2014年7月23日

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エン・ジャパン]
 マイページ TOP