子供のお手伝いに関する意識調査 

2014年10月23日
オイシックスと通信添削学習の「ドラゼミ」を運営する、小学館集英社プロダクションは、通信教育「ドラゼミ」会員(親)を対象に、『お子さんのお手伝い』に関する意識調査を実施。イマドキの「お手伝い」事情について、親の思いと子供の思いのギャップや、忙しいママの悩みなど、様々な興味深い結果が明らかとなりました。

【調査結果】

●子供は料理に興味津々!子供が最も好きなお手伝い第1位は「料理」
調査結果によると、子供の料理への興味は90%以上が興味を持っていると回答。(「とても興味を持っている」47.0%・「まぁまぁ興味を持っている」44.0%) また、子供が好きなお手伝いは他を大きく引き離して「料理」が1位となっています。(「料理(洗う、切る、炒めるなどの料理)」47.1%)

●けれど、親はなぜか料理を頼みにくい・・・?
お子さんに最もよくお願いするお手伝いは何かという質問に対しては、圧倒的多数で「食卓の準備・片付け」(44.6%)、「料理(洗う、切る、炒めるなどの調理)」はわずか6.7%。一方で、お子さんに最も手伝わせたいお手伝いは何か聞いたところ、1位は「掃除(部屋や玄関など)」(33.8%)、2位が「料理(洗う、切る、炒めるなどの調理)」(30.4%)で料理と掃除がツートップとなり、親も子供も料理に関心を持っていることが判ります。つまり、子供が最も好きなお手伝いである「料理」を手伝わせたいと親も思ってはいるものの、実際には料理のお手伝いは頼んでおらず、食卓の準備・片付けまでに留まっています。

●本当は料理を手伝わせたいのに手伝わせられない、その理由は親の“忙しさ”にあった!
子供が好きな「料理のお手伝い」をさせてあげたいと親も思っているが、実際には手伝わせられていない。お子さんがするお手伝いで「料理」を選ばなかった方を対象に、その理由を聞いたところ、「子供にとって火を使わせるのは危ない」「子供にとって刃物(包丁、ピーラー等)を使わせるのは危ない」という理由よりも、「手伝わせると手間がかかる・親がやった方が早い」(92人)、「忙しくてもその時間や余裕が無い」(82人)など、親の忙しさによる負担を憂慮した理由の方が多いことが判りました。

●親が料理にかかる時間は30分~1時間。料理はもっと時間をかけずにしたい。
夕食づくりにかける時間は「30分~40分」が29.3%、「50分~60分」が24.7%となりました。80%以上の方が「もっと時間をかけずに料理をしたい」と思っているという結果となっています。

●料理のお手伝いなら、切る・炒める・煮る、様々な工程が詰まった「カレー」
「お子さんにお手伝いをさせる場合、一緒に作りたい料理を教えてください」(自由回答)という問いでは、「カレー」という回答が圧倒的に多く、次に“こねる”ハンバーグ、“包む”餃子などが続きました。一番人気となったカレーは、切る、炒める、煮るなど、さまざまな料理の基礎や工程が含まれ、子供のお手伝いには最適な上、野菜がいっぱい取れるからという意見も見られました。
また、「子供が好きな料理」「子供が苦手な料理」といったコメントもあり、子供と楽しく料理をしたいという想いや、自分で作ることで好き嫌いが克服させという期待も見られます。そのほか「お味噌汁をだしからとって作る」「季節の野菜を使った料理」など料理を通して様々なことを学ぶ機会になればという思いもあることが判りました。

●料理のお手伝いをしたら、「おいしいよ」と味の感想を伝えて食の喜びを共感する
「お手伝いをしてくれた後、お子さんとどのようなコミュニケーションをとっていますか。」(自由回答)という問いでは、「おいしいとほめる」「すごく美味しいよ!と料理の感想を伝える」「作ってくれてうれしいことと美味しいことを伝える」「味をほめる」「美味しくできたね、と伝える」など、味について“おいしい”という言葉を使ってコミュニケーションを取っているという回答が多く集まりました。料理のお手伝いでは、食べること、味わうこと、食材のことなど、お手伝いすることで大切な【食育】となっていると考えられます。


【調査概要】
調査内容 : お子さんのお手伝いに関する調査
調査期間 : 平成26年8月8日~8月24日
回答者数 : 小学生以下の子供を持つ全国のドラゼミ会員 809人(うち、母親753人/93.8%、父親56名/6.92%)
調査方法 : ドラゼミ会員へのメール配信による、インターネット調査
調査実施機関 : ドラゼミ教育研究所

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[PRTIMES]
 マイページ TOP