若年層白書(「いま」のアルバイト調査) 

2014年11月10日
インテリジェンスが運営する求人情報サービス「an」は、全国の15~24歳までの男女2,476人のライフスタイルやアルバイト経験、将来・仕事観についてまとめた「若年層白書」を発表。第三回目となる今回は、「いま」のアルバイトをテーマに、アルバイト経験の有無や、就職活動での生かし方などについて調査、分析しています。

【調査結果】

■大学4年生は9割がバイト経験あり

アルバイト経験を学年別にみると、高校1年生では27.5%に留まっていますが、年次が上がるごとに経験者は増加。大学4年生では、92.2%がアルバイト経験ありと回答しています。また、バイトにお金以外で期待することについて聞いてみたところ、「人生経験になる」(45.6%)、「仕事の経験が身につく」(43.2%)、「社会人としてのマナーが身につく」(40.4%)、といった理由が上位にあがっています。

■「アルバイトを通じ、自分の成長を実感」8割  将来を考える機会にも

アルバイトをすることによる変化について聞いた質問では、79.7%の人が「ある」と回答しました。具体的な変化を聞くと、1位「責任感が強まった」(33.8%)、2位「客として行った店の店員に丁寧に接するようになった」(30.9%)、3位「金銭感覚が身についた」(24.6%)という結果に。「働いてみたら、その場でしか学べないことがたくさんあった。将来を考えるうえで本当によかった」というコメントも寄せられ、アルバイトでの経験が、様々な成長機会となっているようです。

■就職でのアピールポイント、「大学の勉強・ゼミ」と「アルバイト」が2大経験

就職が内定した大学4年生が就活でアピールした経験について聞いたところ、「大学の勉強・ゼミ」(59.7%)が最多、次いで「アルバイト」が52.7%と、僅差で2位に。実際に働いた経験から、学んだ点や気づいた点を、将来やりたい仕事に重ねて話しやすく、アルバイトでの経験が就職活動での良いアピールにつながっていることがわかりました。内定者からは、「大学時代にバイトばかりしていたので、そこで頑張ったことや、感じたことを、素直に働きたい会社の人たちに伝えました」というコメントも。 就職に向けた資格取得やボランティア活動などの特別なことだけではなく、「みんなが経験している」活動であるアルバイトも、その経験を通じた変化や得たことをしっかり話すことで、立派な自己アピールのポイントになるようです。

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[インテリジェンス]
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