若年層白書( 「いま」の将来観調査) 

2014年12月04日
インテリジェンスが運営する「an」は、全国の15~24歳までの男女2,476人のライフスタイルやアルバイト経験、将来・仕事観についてまとめた「若年層白書」を発表。

第四回目となる今回は、「いま」の将来観をテーマに、人気の職業や、幸せに必要なことなどについて調査、分析しています。

【調査結果】

■将来に向けてしていることは「貯金」が最多

将来に向けてしていることが、今あるかという質問には、73.4%の人が「ある」と回答しています。また17.7%が「何かしたいが、今はしていない」と回答しており、約9割は将来に向け何かしているか、何かしたいと考えていることがわかりました。実際に将来に向けてしていることの総合1位は「貯金」(35.6%)、2位「資格を取ること・英会話」(25.6%)、3位「その他勉強」、「いろいろな人と話す・人脈を広げる」(18.0%)という結果に。また、「貯金」は高校生、大学生、フリーター、それぞれのランキングでも共通の1位となっています。「将来に向けて、今から備えておこう」という安心感を求める傾向が伺える結果となりました。

■職業選択では「安定」を重視し、「仕事中心」に20代を過ごしたい

大学生に将来なりたい職業を聞いたところ、1位「公務員」、2位「教員・トレーナー」、3位「研究者/研究施設スタッフ」という結果に。大学生の職業選択では「安定」や「普通」であることを重視する傾向が見られました。また、20代をどう過ごしたいかという質問には、62.6%の人が「仕事中心に過ごしたい」と回答。男女でも割合に大きな差はありませんでしたが、女性の方がより仕事を重視しているようです。

■幸せに必要なのは男女ともに「やりたい仕事をしている」こと

30歳になった時の幸せに必要なことを聞いてみると、男性では1位「やりたい仕事をしている」(54.9%)、2位「好きな趣味ができていること」(42.7%)、3位「人より多くのお金」(38.7%)という結果になりました。一方女性では、1位「やりたい仕事をしている」(51.3%)、2位「結婚していること/家族・子供に恵まれていること」(45.7.%)、3位「友人に恵まれていること」(44.6%)と、1位は男性と同じ回答に。今回の調査から、性別に関わらず、多くの若者が積極的に仕事をしたいと考え、幸せになるためには必要なことだととらえていることがわかりました。

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[インテリジェンス]
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