ブルームバーグ 世界の国別イノベーションランキング トップ50 

2015年01月22日
ブルームバーグは同社がまとめた世界の国別イノベーションランキング トップ50で日本が総合2位(総合得点90.58)にランクインしたと発表しました。

ランキングは、世界200カ国以上の国を対象にブルームバーグをはじめIMF(国際通貨基金)、世界銀行、OECD(経済協力開発機構)、ユネスコを含む複数の国際専門機関のデータに基づいて6つの指標*を算出し、各国のイノベーションの高さを0~100の得点で評価し、まとめたものです。

日本は、総合では、昨年それぞれ2位、3位であったスウェーデン、米国を逆転し、昨年の4位から2位に浮上しました。1位は昨年に引き続き韓国(総合得点96.30)となりました。

また、指標項目別では、日本はGDPに占める研究開発投資、先端企業数、特許活動の3つの項目で5位以内にランクインした一方、高等教育では29位と下位ランクとなりました。総合で1位だった韓国は、研究開発投資額、高等教育、特許活動においても1位を獲得しました。また、高価値製造で1位だったスイスは、総合では16位、先端企業数で1位だった米国は、総合では昨年の3位から6位に下落しました。研究人材項目では、総合で4位のフィンランドが1位となりました。


【データ出典】
ブルームバーグ
IMF(国際通貨基金)
世界銀行
OECD(経済協力開発機構)
世界知的所有権機関(WIPO)
ユネスコ

【指標項目の算出法】
・研究開発投資:国内総生産(GDP)に占める研究開発投資の割合
・高価値製造:労働者一人当たりの付加価値製造性
・先端企業数:航空・防衛、バイオテクノロジー、ハードウェア、ソフトウェア、半導体、インターネットソ フトウェア・サービス、再生可能エネルギー等の分野における国内に拠点を置く先端企業数の割合
・高等教育:中等教育修了後の高等教育進学率;労働人口に占める大学卒業者の割合;労働人口および、全ての高等教育卒業者に占める年間の大学科学・工学部課程修了者の割合
・研究人材:人口100万人あたりの研究開発に携わる博士課程学生を含むプロフェッショナル数
・特許活動:人口100万、および研究開発投資費100万ドルあたりの当該国居住者による特許申請数;全世界に占める特許取得数の割合

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[PRTIMES]
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