BCGイノベーション調査2015(イノベーション企業ランキング) 

2015年12月03日
経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は、イノベーションに関する調査レポートの2015年版、「The Most Innovative Companies 2015:  Four Factors that Differentiate Leaders 」を発表しました。

本レポートには、約1,500名の経営幹部より回答を得たアンケート調査の結果と株主総利回り(TSR)を基に、イノベーションに優れた企業を選出した「イノベーション企業ランキング  トップ50」を掲載しています。今回のランキングでは、Appleが2005年調査以来の首位の座を守り、2位は前回と変わらずGoogle、前回7位だったTesla Motorsが3位へと躍進しました。日本企業は、トヨタが6位(前回8位)、ソフトバンクが14位(同30位)、ファーストリテイリング15位(同41位)、日立38位(同37位)、NEC41位(同ランキング外)の5社(前回と同数)がランキング入りしています(図表)。今回の調査より、ランキングの正確性向上のため、ポイント構成要素の比重に変更を加えています(「調査の概要」をご参照ください)。

1. Apple
2. Google
3. Tesla Motors
4. Microsoft Corp.
5. Samsung Group
6. Toyota
7. BMW
8. Gilead Sciences
9. Amazon
10. Daimler

出所:BCGイノベーション調査2015


【調査概要】
世界各国の広範な業種の経営幹部を対象に、イノベーションに優れた企業や自社のイノベーションへの取り組みについて訊ねた調査。約1,500名から回答を得る(CEO、会長、社長、および、COO/CFO/CTO等最高経営幹部が約半数を占める)。今回、ランキングの基となるポイント構成要素は、アンケート結果が60%、過去5年間の絶対TSRが40%とした。今回より、ランキングに関わるアンケートの質問項目、および構成要素に変更を加えている。まず、アンケートでは、最もイノベーティブな企業を全企業から1社あげる形から、自社と同じ業種から1社、異業種から1社、計2社をあげる形に質問を改めた。それぞれをランキングの基となるポイントの構成要素の30%とし、合わせて60%をアンケートからの構成要素とした。さらに、前回までは、「過去3年間の相対TSR」「売上の伸び」「利益の増加」という3つの財務指標をあわせてポイント構成要素の20%としていたが、今回より、反映する財務指標を「過去5年間の絶対TSR」に絞り、ポイント構成要素の40%として作成している。BCGでは当調査を2004年から実施している。

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[ボストン コンサルティング グループ]
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