家族の大掃除に対する意識&実態調査 

2017年12月22日
プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)は、「家族の大掃除に対する意識&実態調査」を実施。
調査対象は、長子が12歳〜17歳の子どもを持つ30代〜40代の働くパパと働くママ(各150人ずつ・300人)、12歳〜17歳の子ども200人 合計500人。

【調査結果】

■働くママの2人に1人は大掃除に満足していない!?
 理由は「時間が無かった」「やり残しがあった」「家族と分担できなかった」など

 大掃除の満足度を聞くと、働くママの2人に1人が満足していない実態が明らかに。[図1]。理由は、「仕事で忙しく思うように時間をかけられなかった」(54.1%)などの時間的な理由に加えて、4人に1人(25.7%)が「作業を家族で分担できなかった」と回答しています[図2]。

■一方で、働くパパと子どもの方が、ママよりも大掃除に満足している理由は?
 「いつも出来ない場所を掃除できた」「きれいになった」「家族で分担できた」など

 大掃除の満足度を聞くと、働くパパ(65.3%)と子ども(67.5%)は6割以上が満足しています。理由をみてみると、働くパパは「いつもの掃除では手が回らない部分を掃除できた」(55.1%)、子どもは「家がとてもきれいになった」(80.7%)、「家族全員がそろって大掃除をして楽しかった」(23.7%)が上位に挙がりました[図3]。

■そんなママ・パパ・子どもの大掃除の分担の実態!8割はママが担当。
 パパはエアコン・風呂場、子どもは自分の部屋、あとはママ任せ?

 家の中の22ヵ所中、パパがメインで行うのは「エアコンなどの電化製品」「お風呂」「窓」の3ヵ所、子どもは「子ども部屋」のみ、あとの18ヵ所はママがメイン担当と、大掃除全体の8割はママが担い、大掃除におけるママの負担が大きいことが浮き彫りとなりました[図4]。

■でも、実はママもパパも子どもも、みんな、大掃除をもっと効率的にして、家族で協力し合いたいと思っていることが明らかに

 約7割の家族が「大掃除で自分の役割をもっと果たしたいが仕事や学校などで時間がとれない」と考えており[図5-1]、効率的な方法に加えて[図5-2]、家族が協力し役割を果たすこと[図5-3]が、家族みんなの大掃除満足度を高めるために重要となるようです。

■効率的に大掃除したいものの、手が回らないのが「ソファ」「カーテン」などの洗いづらい大型布製品

 [図6]は去年の大掃除で“大掃除をしなかった場所”TOP10です。掃除しない場所の顔ぶれを見ると、「ソファ」(28.5%)や「カーテン」(27.3%)を筆頭に、10ヵ所中7ヵ所が布製品となっています。

■洗ったり消臭・除菌するのが難しいと思う布製品の1位も「ソファ」、3位は「カーテン」

 そこで、去年大掃除をしなかった場所上位であるソファの理由を聞くと、「掃除をすることに思い至らなかった」(働くママ33.3%、働くパパ30.6%)、「大掃除の優先順位が低かった」(働くママ20.5%、働くパパ27.8%)などが挙がりましたが、働くママの2割は「掃除の方法がわからなかった」(20.5%)と答えています[図7-1]。また、カーテンを大掃除しなかった理由は、働くママが「この場所を掃除する時間がなかった」(38.5%)、働くパパは「掃除をすることに思い至らなかった」(28.9%)を一番に挙げています[図7-2]。
 ちなみに、洗ったりするのが難しいと思う布製品も聞いてみました。すると、「ソファ」(働くママ57.3%、働くパパ49.3%)が1位、「カーテン」はパパが2位(48.0%)、ママは5位(33.3%)となっています[図8]。「ソファ」や「カーテン」は、洗うのも難しいし、大掃除もしない、家庭の中で放置された盲点となっています。

■嫌なニオイを消すことで大掃除の達成感が得られる!
 洗いづらい大型布製品の大掃除にも“ニオイケア”を上手に活用して、家族で時短&高効率の大掃除を

 大掃除では盲点となり、日常的に洗ったり、消臭・除菌が難しい布製品に対して、大掃除の実感はどこから得られるのでしょうか。
 そこで、「嫌なニオイがなく爽やかな家の雰囲気や香りによって、家の大掃除を徹底的にやったという実感が得られたか?」と聞くと、働くママの67.3%、働くパパの66.7%が「あてはまる」と答えています[図9]。休みの短い今年の大掃除は、少なくともニオイケアをすることで大掃除をやったという実感が得られそうです。


<調査概要> 
・実施時期 2017年12月5日(火)~2017年12月6日(水)
・調査手法 インターネット調査
・調査エリア 全国
・調査対象 長子が12歳〜17歳の子どもを持つ30代〜40代の働くパパと働くママ(各150人ずつ・300人)、12歳〜17歳の子ども200人 合計500人
※なお、子どもの回答は親の代理回答となります。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[P&G]
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