2018年版ヘイズ アジア給与ガイド 

2018年02月09日
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン(ヘイズ)は、アジア5ヶ国・地域における1244職務の給与水準(当社実績ベース)と、3000社(総従業員600万人超)に対して行った雇用の実態調査の結果をまとめた「ヘイズ アジア給与ガイド」を発表いたします。
これはヘイズが2008年から毎年行っている調査で、今年で11年目になります。

【主な調査結果】

・ハイスキル人材の職務においては、中国、香港、シンガポールの給与が日本を上回る(当社実績ベース)
・転職の理由、「給与」との回答が2年前に比べて2割増
・現在の給与に不満との回答は、昨年比11%増の64%
・残業が減ったと感じている人は、日本が最も多い26%で、中国の13%と比較して倍

2018年1月24日のレート
(1人民元=17.1円 1HKドル=14.1円 1マレーシアリンギット=28.1円 1シンガポールドル=83.7円で計算)カントリーマネージャー(製薬)はボーナスを含まない。それ以外はパッケージの全てを含む

また、従業員への意識調査の結果、「給与」が転職の理由との回答が2年前と比べて2割増加しています。加えて現状の給与に「不満」と回答した人は64%となっていることから、日本でも給与への不満が高まっていることが伺えます。

とりわけ、国際的に競争が激しくなっているIT、自動運転技術、AIなどの先端技術分野では、世界的に人材が不足しており、アジア以外に目を向けても海外の企業は優秀な人材に破格の報酬を支払っています。

ヘイズでは、日本の競争力を維持するためにも同一労働同一賃金を初めとする雇用の制度改革を加速し、速やかに賃金を国際水準に見直すべきと提言しています。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ヘイズ・ジャパン]
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