女性の貯金額とライフスタイルに関する比較調査(25歳以上36歳未満で未婚、かつ年収300万円以上500万円未満の方対象) 

2018年02月27日
オールアバウトと野村證券は、25歳以上36歳未満で未婚、かつ年収300万円以上500万円未満という共通条件のもと、(1)貯金額が200万円以上の女性を“堅実女子”、(2)貯金額が0円もしくは10万円未満の女性を“ゼロ円女子”と定義し、計429名を対象に、ライフスタイルに関する比較調査を共同で実施しました。

【調査結果のポイント】

■貯金が200万円以上ある”堅実女子”の6割が部屋の整理整頓をきちんとしており、貯金”ゼロ円女子”より1.5倍も多い
■”堅実女子”のATMの利用頻度は月1回以下が4割で、1割は月に一度も利用しないことが明らかに
■”堅実女子”がファストファッションを購入する際、“ゼロ円女子”よりも「着心地」を特に重視する傾向
■”堅実女子”の3人に1人が「結婚資金の貯金」をしており、”ゼロ円女子”の倍以上存在
■各種積立制度の認知度には2倍近く差があり、NISAの実施率は”堅実女子”が3割に対し、”ゼロ円女子”は1割に満たない結果

【調査結果】

貯金が200万円以上ある”堅実女子”の6割が部屋の整理整頓をきちんとしており、貯金”ゼロ円女子”より1.5倍も多い

年収300万円以上500万円未満で20代・30代の未婚という共通条件のもと、貯金額が200万円以上の”堅実女子”215名と、貯金額が0円もしくは10万円未満の”ゼロ円女子”214名に対し、自身の部屋の整理整頓度合いを尋ねたところ、”ゼロ円女子”は43.0%が「整理整頓されている(とても整理整頓されている、やや整理整頓されている、の合計)」と回答した一方、”堅実女子”については1.5倍も多い63.3%もいることがわかりました。【グラフ1】

”堅実女子”のATMの利用頻度は月1回以内が4割で、1割は月に一度も利用しないことが明らかに

1ヶ月のATMの利用頻度について尋ねたところ、堅実女子の約4割が「1回以内(0回と1回の合計)」しか利用しておらず、1割の人が月に一度もATMを利用しないことが明らかになりました。一方、”ゼロ円女子”における「月1回以内」の利用割合は20.5%となり、”堅実女子”の約半分となりました。さらに月に「4,5回」の利用となると”ゼロ円女子”は、”堅実女子”の倍近い22.0%という結果になり、両者の間におけるATMの利用頻度の差が浮き彫りとなりました。【グラフ2】

 また衝動買いの頻度についても尋ねたところ、「月に1回以上」衝動買いをする人は、”堅実女子”で50.7%のところ、”ゼロ円女子”は6ポイント多い56.1%といった結果になりました。【グラフ3】

”堅実女子”がファストファッション購入する際、”ゼロ円女子”よりも「着心地」を特に重視する傾向

ファストファッションをどういった基準で購入しているかについても聞いたところ、どちらのグループにおいても「金額」、「デザイン」が上位を占めるものの、全体的に”堅実女子”の方が各基準の割合が”ゼロ円女子”よりも大きく、購入時のこだわりが強いと言えます。さらに「着心地」といった基準については、”堅実女子”と”ゼロ円女子”とで20ポイント近くも大きな差があることがわかりました。【グラフ4】

”堅実女子”の3人に1人が「結婚資金の貯金」をしており”ゼロ円女子”の倍以上存在

結婚に向けて準備していることを尋ねたところ、”堅実女子”は3人に1人が「結婚資金の貯金」をしており、”ゼロ円女子”と倍以上の差が開く結果になりました。またそもそも”ゼロ円女子”の方が、”堅実女子”と比べて特定のパートナーがいないことも明らかになりました。(特定のパートナーが不在の割合、堅実女子:28.8%、ゼロ円女子:37.9%)【グラフ5】

各種積立制度の認知度には2倍近く差があり、NISAの実施率は”堅実女子”が3割に対し、”ゼロ円女子”は1割に満たない結果

各種積立制度に関する認知度について尋ねたところ、”堅実女子”のNISAに対する認知度が58.6%のところ、”ゼロ円女子”はその半分の29.9%という結果になりました。そのほか、財形貯蓄、iDeCo、持株会など制度全般において、”堅実女子”の方が認知していることが浮き彫りになりました。【グラフ6】

あわせて、積立制度の利用意向・実施状況を尋ねたところ、全ての項目において”堅実女子”の実施率が”ゼロ円女子”を上回り、「財形貯蓄」、「NISA(つみたてNISA含む)」については3割近くが、すでに実施していることが明らかになりました。【グラフ7】


【調査概要】
・調査日程:2017年12月26日(火)~2018年1月29日(月)
・調査対象:25歳以上36歳未満で未婚、かつ年収300万円以上500万円未満という共通条件のもと
 (1)貯金額が200万円以上の”堅実女子”と(2)貯金額が0円もしくは10万円未満の”ゼロ円女子”を抽出
・有効回答者数:429名
・調査方法:インターネットリサーチ
・職業:
 (1)会社員・事務系116名(54.0%)、会社員・技術系43名(20.0%)、会社員・その他56名(26.0%)
 (2)会社員・事務系106名(49.5%)、会社員・技術系35 名(16.4%)、会社員・その他73名(34.1%)
・年齢:
 (1)20代116名(54.0%)、30代99名(46.0%)
 (2)20代107名(50.0%)、30代107名(50.0%)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[野村證券]
 マイページ TOP