赤ちゃんのスキンケアに関する調査(0~1歳までの赤ちゃんがいる方対象) 

2018年11月15日

ドコモ・ヘルスケアとナチュラルサイエンスは、赤ちゃんの皮膚トラブルに関する論文(※1)を参考に、愛知県一宮市の一宮西病院小児科部長 杉山剛先生の監修・指導のもと、全国のママに選ばれた育児記録アプリ「育ログ WM」の利用者を対象に調査を実施いたしました。
※1 杉山剛他「1ヵ月健診を受診した新生児の母親による新生児スキンケアの現状. 日本小児皮膚科学会雑誌33(1) : 7-12, 2014.」

調査結果サマリー


  • ① 90%のママがスキンケアをしているのに、赤ちゃんの約80%が肌トラブルを経験
  • ② ママが実践している赤ちゃんのスキンケア方法は、バラバラ!
  • ③ 90%の赤ちゃんが何かしらのアレルギー素因をもっている。

調査結果


1.ママの91%が保湿のケアを行っているのに、82%の赤ちゃんが何かしらの肌トラブルを経験

91%のママは赤ちゃんの保湿ケアを行っていましたが、82%の赤ちゃんが肌トラブルを経験していました。

肌トラブルの中でも、多くの赤ちゃんが、「乳児湿疹」や「脂漏性湿疹」、「おむつかぶれ」や「よだれかぶれ」など、特に0~3ヶ月の赤ちゃんに多い症状を経験していました。

・乳児湿疹 24%
・あせも 16%
・おむつかぶれ 14%
・肌の乾燥(カサカサ) 12%
・よだれかぶれ 9%
・脂漏性湿疹 9%

2.生まれてすぐからケアをする意識はあるが、ケアの方法はそれぞれ

約70%のママが生まれてすぐからスキンケアを実施していました。
しかし洗い方や、使う洗浄料など、ケアの方法はまちまちでした。

身体の洗い方
・手とガーゼ 54%
・手のみ 44%

頭を洗うときの洗浄料
・顔・体用シャンプー(ボディーソープ) 62%
・頭・頭髪専用シャンプー 29%
・固形せっけん 7%

顔を洗うときの洗浄料
・顔・体用シャンプー(ボディーソープ) 76%
・使用していない 15%
・固形せっけん 7%

3.ママのほとんどが赤ちゃんに保湿ケアが大事だという認識がある

赤ちゃんの保湿ケアの重要性を知っているママは90%で、ほとんどの方は知っていました。
情報収集手段はネット記事、医者・看護師、雑誌など、複数の手段を使っていることが分かりました。

ネット記事 68%
医者・看護師 47%
雑誌 41%
助産師 28%
産院 24%
親族・家族 23%
友人 21%
SNS 18%
保健師 14%
書籍 10%

4.1ヶ月検診の時期に一番心配なのは「皮膚」

赤ちゃんの1か月検診の時期にママにとって一番心配なことは、圧倒的に「皮膚」が多く、半数以上のママが心配していました。

・皮膚 51%
・アレルギー 13%
・神経系(脳) 10%
・呼吸器系 9%
・消化器系 8%
・心臓 8%
・その他 40%

5.約90%の赤ちゃんが何かしらのアレルギー素因をもっている。

二親等以内の親族が何かしらのアレルギーを経験しており、赤ちゃんがアレルギー素因を持っている割合は89%でした。

【ナチュラルサイエンス/ドコモ・ヘルスケア調べ(監修 一宮西病院小児科部長 杉山剛 先生)】

調査概要


・調査主体:ドコモ・ヘルスケア株式会社/株式会社ナチュラルサイエンス
・調査時期:2018年7月24日(火)~2018年7月31日(火)
・分析対象:育児記録アプリ 「育ログ」ユーザーで0~1歳までの赤ちゃんがいる方
・調査方法:インターネット調査
・有効回答数:496人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ドコモ・ヘルスケア]
 マイページ TOP