「平日の朝時間」に関する調査(3~9歳の子どもを持つママ対象) 

2019年03月04日

サントリー食品インターナショナルは、3~9歳の子どもを持つママを対象とした、「平日の朝時間」に関する調査を実施しました。

調査結果


■ママたちが、1日で最も余裕がないのは「朝」! 8割以上は「早くしなさい」が口グセに

はじめに、ママたちに「平日の朝」の状況について聞いたところ、90%が「平日の朝はあわただしく感じることが多い」、69%が「平日の朝は子どもが思い通りに動いてくれないことが多い」と回答。

また、「1日の中で、最も時間や気持ちに余裕がないのはどの時間帯ですか?」という質問でも、「朝」(65%)という回答が最多となり、続く「夕方」(21%)、「夜」(8%)などの回答を大きく上回りました。ママにとって平日の朝は、子どもが思い通りに動いてくれず、ゆとりを持ちづらい時間であると言えます。

そこで、「平日の朝、子どもの支度にかかる時間はどれくらいですか?」と聞いたところ、平均は「41分」に。一方で、「理想の支度時間」を尋ねると平均回答は「28分」となり、理想と現実に大きなギャップが生じていることがわかります。

また、ママたちに「朝の口グセ(子どもに対してよく言ってしまう言葉)」を聞いてみると、「早くしなさい」が82%で圧倒的に多い結果となりました。そのほかに、「いつまでやってるの」(35%)、「もう知らないよ」(24%)、「置いていくよ」(20%)などが口グセとなっているママも多いようです。

調査結果からは、多くのママたちが、出かけるまでの支度がスムーズにいかずに、朝から子どもを叱ったり注意したりすることが多い様子がうかがえます。時間に追われながら子どもの支度をさせる平日朝の自宅は、ママたちにとって1日の中で最大のヤマ場と言えそうです。

■これからはじまる新生活シーズンは、時間や気持ちの余裕がよりいっそう失われがち!?

さらに、まもなく保育園・幼稚園・小学校などへの入学やクラス替えなどがおこなわれる新生活シーズンに突入します。ママたちに「新生活シーズンは、普段以上に時間や気持ちの余裕がなくなりがちだと思いますか?」と質問をすると、実に81%のママが「そう思う」と回答。

その理由としては、「新生活シーズンは普段より準備物が増えることがあるので大変」(41歳)、「クラスや先生など環境が変わると、子どもも疲れやすくなるようで、朝もぼーっとしていることが増える」(31歳)、「長期休みのあとなので、普段の感覚が取り戻せず、朝の支度も遅れがち」(38歳)などの声があがっています。
これからの新生活シーズンは、普段以上に朝の支度に苦戦しがちなタイミングであると言えそうです。

■食欲がなく、機嫌も悪い…朝支度で最も大変なのは「朝食をたべさせる」こと!

それでは、朝の支度の中で、特に時間がかかったり、思うようにいかなかったりするのはどのような点なのでしょうか。「子どもの朝支度において、大変であると思うことは何ですか?」と聞いたところ、「朝食をたべさせる」(66%)が約7割でトップに。「起こす」(55%)、「着替えさせる」(42%)、「歯磨きをさせる」(32%)などの回答を上回る結果となりました。

そこで、子どもの「平日の朝食時の様子」について詳しく質問すると、「昼食時や夕食時と比べて、子どもの食欲がない」が75%、「昼食時や夕食時と比べて、子どもの機嫌が悪い」が68%に。食欲の面からも、機嫌の面からも、子どもに朝食を食べさせるのはママにとって大きな苦労ポイントになっているようです。具体的な声としても、「朝起きても食欲がないらしく手をつけようとせずぐずぐずする」(46歳)、「家を出る時間が近づいているのに、いつまでたっても食べ終わらない」(35歳)などの回答がみられます。

さらに、平日の朝食については「子どもが食べてくれない」という悩みだけでなく、「ママにとって作るのが大変」という悩みも。ママたちからは、「平日の朝食づくりに十分な時間をかけるのが難しい」という声が83%にのぼっています。また、「平日の朝食は、主食(パン・ごはんなど)のみになってしまうことがある」という人が61%、「平日の朝食は、栄養が偏ったメニューになりがちである」という人も81%おり、平日の朝食は栄養バランスが崩れがちな傾向にあると言えそうです。

■手軽に栄養を補給する上で活用したい“朝ドリンク”、ママたちの支持率トップは「牛乳」

このように、食欲がわきづらい朝に、手軽に栄養を補給する上で活用したいのが“朝ドリンク”です。今回、ママたちに「朝食時に子どもに飲ませたいドリンク」を聞いたところ「牛乳」(82%)が1位となり、「野菜ジュース」(47%)、「飲むヨーグルト」(44%)、「無糖茶(緑茶・麦茶)」(35%)などを大きく上回りました。

しかし、一方で「子どもは朝、牛乳を飲みたがらない」と答えたママは実に約4割(38%)に。また、「子どもは牛乳が嫌い・苦手である」と答えたママもおよそ5人に1人(22%)にのぼりました。

食欲がなかったり、機嫌が悪かったり、牛乳を飲みたがらなかったりと、子どもがいる家庭の朝食時には、さまざまな課題があるようです。そこで、あらためてママたちに、「朝食時、子どもが機嫌よく朝食を食べてくれる方法があれば試したいですか?」と聞いたところ71%が「そう思う」と回答しました。また、「朝食時、子どもの機嫌がよければ、ママも機嫌よくいられると思う」という声も84%にのぼっています。

調査概要


■調査内容:「平日の朝時間」に関する調査
■調査期間:2019年1月24日~25日
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:保育園・幼稚園・小学校に通う3~9歳の子どもを持つママ 500名(子どもの就学/未就学で均等割付)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[サントリー食品インターナショナル]
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