仕事中の悩みと間食に関する調査(20~30代女性対象) 

2019年03月25日

江崎グリコは、20~30代の女性300人を対象に、仕事中の悩みと間食に関する調査を行いました。

調査結果サマリー


  • 働き方改革などによる変化で、新たな悩みや「働きにくくなった」変化として、1位は「仕事後の疲労感が増えた」(22.0%)2位には「目の疲れや肩こりなどが増えた」(20.7%)など、体への負担が挙げられた。
  • 仕事中の悩みTOP3は1位「目の疲れ」(68.3%)、2位「肩こり」(67.3%)、3位「目や肌、のどの乾燥」(42.3%)。「体の冷え」(32.0%)に悩む働く⼥性は3人に1人。
  • 仕事中の間食として食べるものは、「チョコレート」(71.7%)が2位に30pt以上の差をつけ、圧倒的に1位となった。
  • チョコレートを仕事中の間食に選ぶ人の4人に1人が健康機能を意識して選んでいる。

調査結果


■働き方改革の一方で、体の疲れ、時間のゆとりがなくなるなどの変化を感じる人が約半数

働き方改革などによる、ここ数年間の新たな社内制度や風⼟の変化により、新たな仕事上の悩みの発生や、かえって働きにくくなった、というような変化があったかについて、約半数(49.0%)が「働きにくくなるような変化はない」と回答しました。
TOP2の「仕事後の疲労感が増えた」(22.0%)、「目の疲れや肩こりなどが増えた」(20.7%)など、具体的に体へのネガティブな影響を感じている人が20%を超え、それぞれ5人に1人いることが分かりました。
また、3位「時間に追われるようになった」(20.3%)、4位「精神的なゆとりがなくなった」(16.0%)、5位「昼休憩がしっかりとれなくなった」(11.3%)、6位「ちょっと一息つくような休憩がとれなくなった」(10.7%)と、時間や精神的なゆとりが失われていると感じている人もいるようです。
働き方改革推進の一方で、「疲労感」や「目の疲れ」、「肩こり」など、疲れを中心とした身体の悩みや、時間や精神的な余裕がなくなったと感じている、若い世代の働く⼥性たちの姿が浮かび上がる結果となりました[図1]。

■「目の疲れ」、「肩こり」、「乾燥」が仕事中のお悩みTOP3。「体の冷え」は3人に1人が実感。

では、働く女性たちが具体的には仕事中にどのような体の悩みを感じているのかを見てみましょう。1位は「目の疲れ」(68.3%)、2位は「肩こり」(67.3%)となり、それぞれ約7割と、多くの働く女性たちが回答しました。3位「目や肌、のどの乾燥」(42.3%)、4位「むくみ」(34.0%)といった、健康・美容面での悩みもランクインしています。また、6位は「体の冷え」(32.0%)となり、3人に1人が仕事中に「冷え」を実感していることが分かりました[図2]。20〜30代の若い女性たちの多くが、仕事中にさまざまな体のトラブル、悩みを感じているようです。

■目薬、加湿器、ブランケット...お金や手間をかけて対策に悪戦苦闘。しかし約6割は未だ対策できず。

仕事中の悩み第1位になった「目の疲れ」と、3人に1人が悩んでいる「体の冷え」。
働く女性たちの対策法を聞いてみました。まず、仕事中の悩みとして「目の疲れ」と「体の冷え」を挙げた222名に、何か対策を行なっているかを聞いたところ、41.0%が何かしらの対策を行っていると回答。一方で、悩みつつも何も対策をしていない人は59.0%となりました[図3]。

具体的な対策として、「目の疲れ」に対しては、目薬、ブルーライトカットメガネ、帰宅後のホットアイマスクといったグッズを利用して目の疲れを解消しようとしたり、目のストレッチやマッサージをするなど、手間をかけた対策を取っているとの声が寄せられました。「体の冷え」対策としても、ブランケット、カイロ、ヒーター、手袋、レッグウォーマー、温かいお茶など、さまざまなグッズを取り入れている様子も分かりました。中には「目の疲れに対しては目薬を、体の冷えに対してはブランケットを使用している」(24歳)や、「目薬、USB卓上加湿器、足元ヒーター、ブランケットを使用」(36歳)など、「目の疲れ」、「体の冷え」どちらにも悩まされ、さまざまな対策を講じる声も寄せられています[図4]。仕事中の「目の疲れ」と「体の冷え」、どちらの悩みに対しても、お金や手間をかけて悪戦苦闘しながら対策する、働く女性たちの姿が浮き彫りになりました。

■働く女性が仕事中に食べるもの、圧倒的1位は「チョコレート」︕「一口サイズであること」が条件︕

「仕事中に間食はしない」という人は18.0%であり、82.0%が間食をしていることが分かりました。働く女性たちが仕事中の間食として食べるものでは、「チョコレート」が71.7%で、2位に30pt以上の差をつけ、圧倒的に多く選ばれていることが分かりました[図5] 。

チョコレートを仕事中の間食に選ぶ女性(215人)がチョコレート選びの際に重視する点では、1位「一口サイズであること」(66.5%)、3位「手につかないこと」(46.5%)、「デスクで保管しやすいこと」(46.5%)、9位「音がしないこと」(21.9%)といった、仕事中ならではの「食べやすさ」を重視する人や、2位「食べ慣れている味であること」(55.8%)、6位「しっかり甘さを味わえること」(27.0%)、10位「食感があること」(13.0%)といった「味」や「満足度」を求める人も多いようです。また、8位には「健康美容など健康機能があること」(23.3%)がランクインしており、4人に1人が健康機能を意識してチョコレートを選んでいることが明らかになりました[図6]。

●仕事中に間食として食べるもの(N=300)(%)
1位 チョコレート 71.7
2位 クッキー ビスケット 39.7
3位 飴 34.7
4位 スナック菓子 25.0
5位 グミ 24.3
6位 ガム 23.0
7位 タブレット菓子 20.0
8位 プリン 6.3
9位 ゼリー 4.7
10位 仕事中に間食はしない 18.0

●仕事中に食べるチョコレートを選ぶ際に重視する点(N=300)(%)
1位 一口サイズであること66.5
2位 食べ慣れている味であること55.8
3位 手につかないこと46.5
3位 デスクで保管しやすいこと46.5
5位 持ち運びしやすいこと35.8
6位 甘さ控えめであること27.0
6位 しっかり甘さを味わえること27.0
8位 健康美容など健康機能があること23.3
9位 音がしないこと21.9
10位 食感があること13.0

調査概要


■実施時期:2019年2月22日(金)~2月24日(日)
■調査手法:インターネット調査
■調査対象:働く20代〜30代の女性300人(各年代ごとに150人ずつ)

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[江崎グリコ]
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