ストレスオフ白書2018-2019 VOL.4 その他の食習慣や生活習慣(20~69歳の既婚有職者男女対象) 

2018年12月25日

ストレスオフ・アライアンスは、全国の男女14万に行っている大規模調査「ココロの体力測定」を基に「日本人とストレス性疲労」の研究を進め、『ストレスオフ白書』にまとめています。

2018年11月6日に公開した『ストレスオフ白書 2018-2019』VOL.2では日本人の「食習慣」を取り上げましたが、その中の1項目「ストレス性疲労者のごはん(米)食頻度」で、「3食ともごはんを食べない」と答えたストレス性疲労者が、「3食ともごはん食」のストレス性疲労者を上回る傾向にありました。
そこで今回は、「3食ともごはんを食べない」と回答した男性7,897人、女性6,022人のその他の食習慣や生活習慣に注目しました。

調査結果


【1】全体・3食ともごはん食でない 食習慣(平日/男女別)
  • 「3食ともごはんを食べない」男女は、全体と比較し「主食抜き」の食事スタイル傾向に。
  • 特に女性の「夕食」では52.5%が「主食抜き(おかずのみ)」と半数を超える。
  • ごはんの代替になっているのは、昼・夜は「パン」。女性は3食とも「サラダ(野菜中心)」。
【2】3食ごはん食・ごはん食でない 睡眠時間比較(平日休日/男女)
  • 「3食ごはん食」は男女共、理想的とされる基準に近い「6~7時間」睡眠が多い。「7~8時間」も含めると、平日より休日の睡眠時間がやや長い傾向にある。
  • 「3食ともごはん食でない」は男女共、平日も休日も「5時間未満」睡眠が目立つ。とくに男性は4割以上と半数に届く勢い。
【3】3食ごはん食・ごはん食でない 運動頻度(週4日以上)比較(男女)
  • 「週4日以上5㎞程度歩く」運動行動を見ると、女性は大きな差がないが、男性は「3食ごはん食」は18.8%と、「3食ともごはん食でない」の9.3%の倍近くという結果に。
【4】3食ごはん食・ごはん食でない 体の症状(通院・お金をかけて対処)比較(男女)
  • 「3食ともごはん食でない」は、「低血圧」傾向。男性が4.19倍、女性が2.78倍「3食ごはん食」を上回る。
  • 「3食ともごはん食でない」男性の特徴は「慢性的な腹痛」や、「貧血」「冷え性」など血流関連の悩み。近年話題に上る「更年期障害」も高い傾向。
  • 女性は、「自律神経の乱れ」「うつ状態」「慢性的な疲労」「よく眠れない」などストレスによる体の悩みと症状が酷似している。

※表枠外の倍率は、3 食ともごはん食÷ごはん食でない(ブルー)、ごはん食でない÷3 食ともごはん食(オレンジ)
※表枠外の倍率は、3 食ともごはん食÷ごはん食でない(ブルー)、ごはん食でない÷3 食ともごはん食(オレンジ)

【5】都道府県別 3食ごはん食・ごはん食でない(男女別)
  • 男女共「3食ごはん食」は、米どころ県が高い傾向にある。
  • 男女共「3食ともごはん食でない」が高い県は、神奈川県、山梨県、高知県、沖縄県。

調査概要


■調査名:ココロの体力測定2018
■方法:インターネット調査
■調査期間:2018年3月7日~17日
■サンプル数:14万人(男女各7万人)
※都道府県ランキングに必要な数、各県1000サンプル以上を確保し、その後人口比率(都道府県、年代、有職割合)でウエイト修正
■設問数:15問
■調査機関:株式会社メディプラス研究所

●本レポート活用対象:
・ストレス性疲労
男性:症状なし39944人 症状あり30067人(対処していない19125人 生活習慣の工夫のみ6436人 通院以外でお金をかけて対処2668人 病院に通院1817人)
女性:症状なし33527人 症状あり36462人(対処していない23305人 生活習慣の工夫のみ8291人 通院以外でお金をかけて対処2675人 病院に通院2191人)
・ごはん食
男性:3食ともごはん食19475人、3食ともごはん食ではない7897人
女性:3食ともごはん食16401人、3食ともごはん食ではない6022人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[PRTIMES]
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