冷凍食品の利用に関する調査 

2019年11月04日

マイボイスコムは、9回目となる『冷凍食品の利用』に関するインターネット調査を2019年10月1日~5日に実施し、10,279件の回答を集めました。

調査TOPICS


  • 冷凍食品利用理由は「すぐにできあがる」「保存がきく」「手順が簡単」「調理や後片付けの手間が省ける」が利用者の各4~5割
  • 購入する冷凍食品は「麺類」「米飯類」が購入者の各5割前後、「中華系の軽食」「あげもの類」などが各3~4割。過去調査と比べ「米飯類」が増加傾向、「お弁当用」などが減少傾向

調査結果


◆冷凍食品利用頻度

冷凍食品利用者は8割強です。女性や高年代層での比率が高い傾向です。利用頻度は「週2~3回」「週1回」「月2~3回」がボリュームゾーンとなっています。週1回以上利用者は全体の5割弱、男性4割強、女性約55%です。男性では、10・20代と60・70代の比率が高く、男性の中では利用頻度が高い年代となっています。

◆冷凍食品利用場面(複数回答)

冷凍食品利用場面は「夕食」が利用者の52.3%、「昼食」が40.9%、「お弁当」「食事を簡単に済ませたい」「すぐ食べたい」「料理を作るのが面倒」「おかずの品数を増やしたい」が各20%台です。「お弁当」は、女性10~40代での比率が高くなっています。女性10~30代では「料理を作るのが面倒」「すぐ食べたい」、女性60・70代では「おかずの品数を増やしたい」などの比率が高くなっています。「夕食」は男性でやや高くなっています。冷凍食品利用頻度がほとんど毎日・週4~5日と高い層では、「朝食」「お弁当」などの比率が高くなっています。

◆冷凍食品利用理由(複数回答)

冷凍食品利用理由は、「すぐにできあがる」「保存がきく」「手順が簡単」「調理や後片付けの手間が省ける」が利用者の各4~5割、「少量必要なときに便利」が3割強、「食材をいちいち準備しなくてよい」「おいしい」などが各2割強です。「保存がきく」「少量必要なときに便利」などは女性高年代層での比率が高い傾向です。「調理や後片付けの手間が省ける」「おいしい」などは10~30代でやや高くなっています。

◆冷凍食品購入頻度

冷凍食品購入者は全体の8割強です。女性や高年代層での比率が高くなっています。購入頻度は「週1回」「月2~3回」が各2割でボリュームゾーンです。週1回以上購入者は3割弱となっています。

◆購入する冷凍食品の種類(複数回答)

購入する冷凍食品の種類は、「麺類(うどんやラーメン、パスタなど)」「米飯類(チャーハンやピラフ、おにぎりなど)」が購入者の各5割前後、「中華系の軽食(餃子や中華まん、春巻きなど)」「あげもの類(フライやてんぷらなど)」などが各3~4割などとなっています。過去調査と比べ「米飯類(チャーハンやピラフ、おにぎりなど)」などが増加傾向、「お弁当用」などが減少傾向です。また、「お弁当用」は、女性30・40代での比率が高くなっています。素材系では「野菜などの農産物(かぼちゃ、ブロッコリーなど)」「水産素材(エビ、イカ、シーフードミックスなどの魚介類)」が購入者の各3割弱で、いずれも女性での比率が高くなっています。

◆冷凍食品購入時の重視点(複数回答)

冷凍食品購入時の重視点は「価格」「味」が購入者の各6~7割、「容量、サイズ」「生産国・地域」が各3~4割、「安全性」「原材料」「メーカー」などが各2割強です。「生産国・地域」「安全性」などは、女性高年代層での比率が高くなっています。

◆よく購入する冷凍食品メーカー(複数回答)

よく購入する冷凍食品銘柄は「味の素冷凍食品」が、購入者の60.8%です。「ニチレイフーズ」「テーブルマーク」が各30%台、「マルハニチロ」「日本水産(ニッスイ)」「日清食品冷凍」が各20%台となっています。

調査概要


調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2019年10月01日~10月05日
回答者数:10,279名
調査機関:マイボイスコム株式会社

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