ネットオークションに関する意識・実態調査 

2013年03月29日
トレンド総研は、「ネットオークション」に対する、生活者の意識、実態を探るため、20代~40代の男女を対象にインターネット調査を実施。はじめに、3,000 名を対象とする事前調査を実施。どれだけの人がネットオークションを利用しているか、その実態について調べました。続いて、この 3,000 名の内、ネットオークションのサイトを見たことがあるという人500 名をランダムで抽出し、ネットオークションについて詳しく聞きました。

【調査結果】

■拡大するネットオークション利用者、「入札・落札経験者」はインターネット利用者の半数以上

はじめに、20 代~40代の男女3,000 名に、「ネットオークションの利用経験」について聞きました。その結果、「入札・落札をしたことがあるという人」は全体の 57%に上りました。さらに、「出品したことがある人」も 36%と、4 割弱。今回の調査はインターネット上で行ったため、回答者もある程度インターネットに慣れ親しんだ人が多いと考えられます。しかし、それを考慮しても、インターネット利用者の半数以上が、ネットオークションで入札・落札経験者、3人に 1人は出品経験者。ネットオークションが一般的にかなり浸透していることがうかがえる結果と言えそうです。

そこで、このネットオークションについて詳しく調べるために、事前調査の回答者の内、男女500 名を対象に本調査を実施しました。なお、この調査対象者500 名は、入札・落札、出品の経験を問わず、「ネットオークションのサイトを見たことがある」という人の中から、ランダムで選出しました。

■メリット・大、スマホユーザーの半数が「スマホでネットオークション」

本調査では、まず、ネットオークションの満足度を探るために、落札経験者を対象に、「今までに、ネットオークションで価格以上に満足するものを落札できたことはありますか?」と聞きました。その結果、「ある」と回答した人は 78%。8 割近くの人が、落札価格以上の価値のものを手に入れた経験があることが分かりました。こうしたお得感が、ネットオークションの人気の一因なのかもしれません。

出品経験者の内、スマートフォンを所有している人に、「スマートフォンでのネットオークション利用」について聞きました。その結果、50%は、「利用経験がある」と回答。スマートフォンでネットオークションに参加している人は、すでにスマートフォンユーザーの半数にのぼることが分かりました。
さらに、出品、入札を問わず、スマートフォンでネットオークションを利用したことがある人に、「ネットオークションを利用する際に、スマートフォンが便利だと思いますか?」と聞くと、72%が「思う」と答えました。7 割以上の人が、ネットオークションにおけるスマートフォンの利便性を実際に感じているようです。

■インターネットを意識せず使う時代、ネットオークションも身近な存在に

最後に、2012 年末の“ペニオク騒動”に関する認知と、その後の利用意向の変化について聞きました。まず、この騒動をどの程度の人が知っているのか調べたところ、その認知率は9割に迫り、87%にも上りました。「リアルタイムでこのニュースを耳にした」という人も 72%を占めます。
このニュースを見て、ネットオークションの利用意向が低下したという人は、わずか 6%でした。「利用するネットオークションサイトを、きちんと選ぶことが重要」という人は、92%にも上りました。

【調査概要】
・調査方法:インターネット調査 調査委託機関:楽天リサーチ株式会社

[事前調査]
 調査対象:20 代~40 代 男女 3,000 名
 ※性別・年代別に均等割り付け(各年代、性別ごとに 500 名ずつ)
 調査期間:2013 年3 月8日(金)~2013 年3 月11 日(月)

[本調査] 調査対象:20 代~40 代 男女 500 名
 ※事前調査にて、「ネットオークションのサイトを見たことがある」と答えた人からランダム抽出
 調査期間:2013 年3 月11 日(月)~2013 年3 月13 日(水)

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[トレンド総研]
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