女性消費者のネット活用調査 

2013年10月03日
アイウェイヴはが、20歳~39歳までの一般女性に対し『女性消費者のネット活用』を調査。インターネットを利用する20代、30代女性が、興味をもった商品・サービスについて、何を考え、どのように情報収集しているか、インターネットの活用方法について検証した。アイウェイヴでは、女性向けマーケティングに関する自主調査を定期的に行っており、本アンケートは関東・中部・近畿地方の女性のみ、20歳~39歳までを対象とし実施された。

【調査結果】

■「インターネットで検索する際、主にどの検索サイトを使いますか?」・・・検索サイトも世代交代か

まず、インターネットで主に活用する検索サイトについての質問では『主にYahoo!を利用』が約半数、Yahoo! JAPANの利用が多いことが分かる。
さらに20代のみで絞ると45.9%が『主にYahoo!を利用』し、47.7%が『主にGoogleを利用』と回答。一般的にYahoo! 検索の利用者が多いとされていた日本国内において、特に女性ユーザーがGoogle検索を選ぶ傾向は近年までは少なく、検索サイトの活用に世代交代が起こっている可能性が見受けられた。

■「インターネットで、何を調べる?」・・・6割がまずは「ホームページを調べてみる」。2つの要素が成功への近道に

消費者としてある商品(サービス)に興味を持った際、“インターネットで調べる”場合にどうやって情報収集するか、インターネット検索での動向
を調査。結果は20代、30代ともにほぼ同じ結果で、約60%の女性が『商品や企業のホームページを調べる』と回答、次に約20%が『口コミサイトでの評判を調べる』、約10%が『掲示板などでコメントを調べる』を選択した。調査からは、企業のホームページに掲載されている情報が、女性消費者にとって最重要であることが明確。また企業からの情報とともに、口コミなどで閲覧できる第三者からの評判にも注目していることから、女性消費者に訴求するためには、“オフィシャルの情報”と“第三者の評判”の2つの要素の充実が成功への近道であると考えられる。

■「インターネットで調べてみる、その理由は?」・・・ブランドが有名であるかよりも、興味があるのは『都合の悪い情報』

次に、インターネットで情報収集をする際にどのような意図でホームページや口コミを閲覧しているのかを調査。自分の考え方に近いものを選ぶアンケートの結果、『かなりあてはまる』『ややあてはまる』の合計値が最も多かった理由は、「商品がどんなものか、よく知りたいから」(20代/88%、30代/90%)で、次に「悪い評判や、有利でない情報も知っておきたい」(20代/76%、30代/81%)、最下位は「有名かどうかが気になる」(20代/55%、30代/56%)だった。
前段の動向調査と同様、企業から発信される公式な情報に注目する傍らで、企業にとって都合の悪い情報も収集することで、より現実的に商品(サービス)を理解しておきたいという真意が見受けられる。また注目したいのは「ブランドが有名かどうか気になる」という女性が最も少なかったことで、商品(サービス)の良さは知名度の高さとは比例しないと考える女性消費者も増えていることが分かった。


【調査概要】
調査対象: 関東・中部・近畿地方の20〜39歳女性   既婚率:46%
有効回答数: 312人
調査方法: インターネット調査(期間:2013年9月20日〜9月30日)

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[アイウェイヴ]
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