アジア10 ヶ国の親日度調査 

2012年11月06日
グローバルマーケティングを展開するアウンコンサルティングは、アジア10 ヶ国の親日度調査を実施。アジアのGDP上位10ヶ国を対象に親日度に関するデータをまとめ、公開した。

海外への進出及びマーケティングを行っていく上で、各国の親日度(日本に対する意識)が1つの重要な指標となることから、アジアの10ヶ国(韓国、中国、台湾、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピン)をピックアップし、親日度調査を実施しました。(調査期間:2012年10月26日~2012年11月2日集計)本調査では、親日度を図る指標となる設問を5つ設け、各国の18歳以上の男女100人から回答を得ております。

【調査結果】

■日本という国について

韓国、中国を除く8ヶ国では、80%が日本を「大好き」、「好き」と回答をしており、アジア全体で見ると、日本に対して友好的な傾向がみられます。中国では55%が日本という国を「大好き」、「好き」と回答をしている一方、韓国では「大嫌い」、「嫌い」という回答が64%となっており、「大好き」、「好き」を大きく上回っております。

■日本人について

タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピンでは、80%が日本人を「大好き」、「好き」と回答をしており、日本人に対して友好的な傾向がみられます。特にベトナム、フィリピンにおきましては90%以上が「大好き」、「好き」と回答しております。一方、韓国、中国では、「大好き」、「好き」との回答が50%を下回っております。

■日本への旅行について

韓国、中国を除く8ヶ国では、80%が「とても行きたい」、「行きたい」と回答をしており、日本への旅行意識が高い傾向がみられます。特に、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピンでは「とても行きたい」、「行きたい」という回答が90%を超えており、「日本が大好き」、「日本が好き」、「日本人が大好き」、「日本人が好き」という項目と相関性が高い傾向にあります。また、韓国、中国におきましても、50%以上が「とても行きたい」、「行きたい」と回答をしており、「日本が大好き」、「日本が好き」、「日本人が大好き」、「日本人が好き」という割合に比べて日本への旅行意識は高い傾向にあります。

■日本の商品・サービスについて

韓国を除く9ヶ国では、80%が日本の商品、サービスを「大好き」、「好き」と回答をしており、日本の商品、サービスを好む傾向がみられます。また、韓国におきましても67%が「大好き」、「好き」と回答をしております。日本の商品、サービスは対象の10ヶ国におきましては全体的に好まれている傾向がみられます。

■日本の好きな商品・サービスについて

対象10ヶ国において約半数の人が「アニメ、漫画が好き」と回答していることから、日本のアニメ、漫画はアジア全体で好まれている傾向にあることがわかります。韓国では家電、車、バイクの日本製品はあまり好まれていない傾向がみられます。


【調査概要】
・調査タイトル:アジア10ヶ国の親日度調査
・調査対象国:韓国、中国、台湾、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピン
・調査方法:アウンコンサルティング調べ(当社サービス「グローバル・ネットリサーチ」を利用)
・有効回答数:計1,000名(100名×10ヶ国)
・調査期間:2012年10月26日(金)~2012年11月2日(金)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アウンコンサルティング]
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