駆け込み需要に関する調査 

2013年12月12日
聞く技術研究所は、増税を前に、駆け込み需要はあるのか、全国20~69歳の男女10,000人を対象に調査を実施した。

【調査結果】

■調査結果総括

今回提示した41カテゴリのいずれかをまとめ買いをする割合は40%程度。増税前に一定規模のまとめ買いが発生する可能性が高い。なお、まとめ買いの規模は商品カテゴリによって異なる。

まとめ買いは1月下旬にはじまり、2月になって本格化、3月下旬に最大化する。また、「普段と同じチャネルで、普段と同じブランドを購入する」という購買パターンが大半を占めると考えられる。したがって、2月までに商品のトライアルを拡大し、「普段のブランド」というポジションを獲得することができれば、3月には大量のリピートが期待できるといえる。

■調査結果詳細(全体傾向)~普段自分で購入する商品カテゴリ

「いずれもまとめ買いをしたいとは思わない」の割合は59.5%にとどまり、いずれの属性でも30~50%の人がまとめ買いしたいと考えている。特に、『女性30代』~『女性50代』では、約半数の人がまとめ買いを検討している。

最もまとめ買いされる可能性が高いのは「インスタント食品」の13.7%。次いで、「洗面・バス用品(洗顔料、シャンプー、リンスなど)」13.5%、「基礎調味料(砂糖、塩など)」12.8%が続く。

■調査結果詳細(全体傾向)~増税前にまとめ買いをしたいと思う商品カテゴリ

全体的に『女性30代』~『女性60代』の割合が高い。
「パソコン関連用品」は『男性40代』~『男性60代』の割合が高く、例外的なカテゴリとなっていることがわかる。また、『男性20代』『女性20代』は「いずれも自分では購入しない」の割合が高い。

■調査結果詳細(商品カテゴリ別)~レトルト食品の駆け込み需要予測

まとめ買いをする割合は11.5%と高く、駆け込み需要対策は必須といえる。
まとめ買いは3月上旬に本格化し、3月下旬に最大化する。また、「普段と同じチャネルで、普段と同じブランドを購入する」という購買パターンが大半を占めると考えられる。したがって、2月までに商品のトライアルを拡大し、「普段のブランド」というポジションを獲得することができれば、3月には大量のリピートが期待できるといえる。


【調査概要】
・実施期間:2013年12月2日~13日
・実施機関:株式会社ドゥ・ハウス リサーチ2部
・調査手法:myアンケート(オンライン定量リサーチ)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[聞く技術研究所]
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