シニア世代の食品購入トレンド継続調査10回目 

2014年02月05日
ドゥ・ハウスの聞く技術研究所は、シニア世代の食品購入トレンド継続調査10回目を実施した。シニア世代を対象に食品購入時の重視点と、2~3ヵ月後の食料品購入予測を継続的に聴取することでトレンドを把握し、マーケティング施策の一助とする。

【調査結果】

■生鮮食品購入時の重視点
『65~69歳』の重視点をみると、最も割合が高いのは「鮮度のよさ」の91.0%。次いで、「国産品であること」69.0%、「季節感があること・旬の食材であること」60.0%が続く
『70歳以上』の重視点をみると、最も割合が高いのは「鮮度のよさ」の94.0%。次いで、「国産品であること」72.0%、「季節感があること・旬の食材であること」66.0%が続く。第9回調査と比べて「国産品であること」の割合が増加している

■加工食品購入時の重視点
『65~69歳』の重視点をみると、最も割合が高いのは「製造年月日・消費期限」の71.7%。次いで、「国産品であること」61.6%、「添加物や農薬を使っていないこと」49.5%が続く
『70歳以上』の重視点をみると、最も割合が高いのは「製造年月日・消費期限」の74.5%。次いで、「国産品であること」68.4%、「健康によいとされる食材を使っていること」51.0%が続く

■飲料購入時の重視点
『65~69歳』の重視点をみると、最も割合が高いのは「製造年月日・消費期限」の63.2%。次いで、「価格の安さ」52.6%、「国産品であること」46.3%が続く
『70歳以上』の重視点をみると、最も割合が高いのは「製造年月日・消費期限」の55.7%。次いで、「国産品であること」50.5%、「価格の安さ」45.4%が続く。
第9回調査と比べて「小容量であること」の割合が増加している

■2~3ヵ月後の食料品購入時の支出の増減
『65~69歳』をみると、「増える」14.0%、「減る」10.0%となっており、増減率は4.0%
『70歳以上』をみると、「増える」17.0%、「減る」8.0%となっており、増減率は9.0%
「増えると思う理由」を見ると、「値上がりするため支出は増えると思う」という声が多くあがっている
「減ると思う理由」を見ると、「値上がりするため消費を抑える」という声が多くあがっている

■秋から冬にかけて最も購入する果物
『65~69歳』『70歳以上』ともに最も割合が高いのは「みかん」


【調査概要】
調査対象:全国の65歳以上女性
調査期間:2013年10月25日(金)~2013年10月29日(火)
有効サンプル数割付:65~69歳 : 100s 70歳以上 : 100s
調査機関:株式会社ドゥ・ハウス
調査手法:インターネットリサーチ(myアンケート)

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[聞く技術研究所]
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