女性管理職登用の実態についての調査 

2014年03月05日
リクルートキャリアが運営する転職情報サイト、リクナビNEXTは、女性管理職登用の実態についての調査を実施いたしました。

【調査結果】

■取り組みを行っている企業が多い業界は「金融・保険」「メーカー/電気・電子・機械」「サービス」

全国の人事担当者500名(男性350名/女性150名)を対象にアンケートを実施しました。
(調査期間:2014年1月24日~1月29日)

まず「女性の管理職登用に関する取り組みを行っていますか?」と質問したところ、「はい」と回答したのが10.0%、「どちらかといえばはい」と回答したのが25.6%となり、併せて35.6%の企業が取り組みを行っているいう結果が出た。

業界ごとに見てみると、「はい」「どちらかといえばはい」と回答した割合が高かったのは次の通り。
 1位:金融・保険(45.8%)
 2位:メーカー<電気・電子・機械>(43.5%)
 3位:サービス(39.7%)

逆に「はい」「どちらかといえばはい」と回答した割合が低かった業界は次の通り。
 1位:商社(15.4%)
 2位:IT・通信(25.9%)
 3位:不動産・建築(31.1%)

また「はい」「どちらかといえばはい」と回答した企業に対し、具体的に行っている取り組みに複数回答で聞いてみたところ、以下のような結果となった。

 1位:男女差のない公正な評価・処遇制度を整備する(60.8%)
 2位:育児休暇制度など、女性が働きやすい社内制度を整備する(45.8%)
 3位:研修やセミナーを実施するなど、女性管理職を育成するための社員教育を行う(30.1%)
 4位:経営指針や経営計画等において、女性の管理職登用の目標を明示する(15.4%)
 5位:管理職または管理職候補の女性を外部から採用する(12.1%)

まずは社内からの登用を目指すという動きがみられるが、社外から管理職候補を採用したいという企業も1割程度見られた。


【調査概要】
調査方法:「リクナビNEXT 管理職実態調査」インターネット上で実施
実施期間:2014年1月24日~1月29日
調査対象:企業で人材採用において決定権を持つ、全国の人事担当者500名(男性350名/女性150名)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[リクルートキャリア]
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