節約上手と節約下手(計400名)に調査 

2014年03月19日
Zaimは、2014年4月の消費税率改定(5%から8%)を目前に控え、ますます注目が高まっている“家計を上手に管理するコツ”を明らかにすべく、節約上手200名と節約下手200名の計400名を対象にアンケート調査を行いました。

調査の結果、節約している人の 86.2%が日々の支出入を算出して金額を把握する「お金の出入り”見える化”」は節約効果があると考えており、節約の上手下手を問わず、節約経験者全体が効果を感じていることがわかりました。一方で、節約上手と節約下手に見られる違いを検証した結果、①節約初期の行動の違い②節約に対する意識の違いという2点において、それぞれに傾向的な特徴があることが見て取れました。

【調査結果トピックス】

1.節約経験者の86.2%が「お金の出入り“見える化”だけで、節約効果がある」と感じている

2.節約の最初にするべきこととして、節約上手の67.0%が「お金の出入り“見える化”」、節約下手の50.0%は食費を抑えるなどの「具体的な消費行動の見直し」を挙げている

3.節約上手は「支出はメリハリをつけて適度に抑える(56.5%)」という回答が節約下手を12.0%上回ったのに対し、節約下手は「買い物を我慢して支出を切り詰める(38.5%)」という回答が節約上手を12.0%上回った

【調査結果】

今回の調査では、1,330名の20~50代男女に節約意識の有無を尋ねたところ、84.2%が節約を意識していました。同じ1,330名のうち、2014年4月の消費増税を機に「節約意識がより高まる」とした人は62.0%となり、感心の高さが伺えました。本調査では節約を意識している人のうち、節約が上手くいっている人(=節約上手)200名と、節約が上手くいっていない人(=節約下手)200名を抽出して行いました。

・節約経験者の86.2%、「お金の出入り“見える化”だけで、節約効果あり」
さらに、節約上手200名に絞って見ると、「かなり節約効果があると思う」と答える割合が58.0%と高く、節約上手が「お金の出入り“見える化“」の効果をより強く実感していることがわかります。

・節約の初動、節約上手の3人に2人が「お金の出入り把握」、節約下手の半数は「消費行動の見直し」
「お金の出入りを把握するだけで節約効果がある」と、節約している人の9割近くが感じている一方で、節約を始める際に最初に行うべきことを質問すると、節約下手の半数の人が食費を抑えるなどの「具体的な消費行動の見直し」を挙げています。節約を始めようと思ったときの初動にそれぞれの傾向があるようです。

・節約上手は気持ちにゆとり、節約下手は自分追い込みの意識傾向
節約の心がけを聞く質問において、これまでの質問同様に、節約上手も節約下手も1位は「お金の出入りを把握する」だったものの、その他の項目の相対比較においては、節約上手が「メリハリ、適度な気持ちの余裕、前向きなモチベーション」といった“前向きながら気持ちのゆとりを含む要素”が比較的高く出たのに対し、逆に節約下手は「切り詰め、我慢、気合い」といった“自分を追い込み精神的ストレスに繋がりやすい要素”が比較的高く出ました。


【調査概要】
調査期間:2014年2月28日(金)~3月3日(月)
調査対象:20~50代男女1,330名 本調査対象:節約成功者200名と節約失敗者200名(20~50代男女)
調査方法:インターネット調査

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[Zaim]
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