「肌」に関する調査(20~50代女性対象) 

2014年10月20日
生活者の意識に関する調査をおこなうトレンド総研は、現代女性の「肌」の実態を知るため、20~50代の女性500名を対象にした、「肌」に関する調査をおこないました。

【調査結果】

■ 「肌に自信がある女性」はわずか…20代女性でも4人に1人

まず、「自分の肌に自信がありますか?」と聞いたところ、「自信がある」と回答した人は20~50代女性のわずか21%という結果に。また今回の調査対象のうち、最も若い年代である20代に絞った場合でも、「自分の肌に自信がある」人の割合は26%で、4人に1人にとどまりました。年代を問わず、女性たちの大半は、自分の肌に自信を持てていないことになります。
また、「自分の肌に点数をつけると何点ですか?」という質問でも、平均点は「47.4点」となりました。100点満点の半分にも満たない結果となり、自己評価の低さがうかがえます。

■ 約8割が「季節によって、肌の状態が変化」…乾燥する秋冬は、特に要注意!?

さらに、「季節によって、肌の状態は変化しますか?」という質問では、79%と約8割が「変化する」と回答。特に、今の時期は女性たちにとって要注意のタイミングのようで、「乾燥する秋冬は、肌の状態が不安定になる」という女性は90%にものぼっています。

■ セルフケアの落とし穴…「外側からのケア」はできていても、「内側からのケア」は不十分!?

そこで、「肌のケア」について普段から意識してやっていることを聞くと、最も多かったのは「自宅でスキンケア製品(化粧水、乳液、美容液)を使う」で86%という結果に。一方で、「十分な睡眠をとる」(38%)、「栄養バランスの良い食事を摂る」(34%)、「適度な運動をする」(22%)などの内側からのケアは、総じて低い結果になりました。
また、「肌の調子が悪くなるとやっていること」としても、「十分な睡眠をとる」は23%、「栄養バランスの良い食事を摂る」は18%、「適度な運動をする」は10%という割合になり、内側からのケアは軽視される傾向にある様子です。
実際に「肌のための“内側からのケア”が、普段から十分にできていますか?」という質問において、「十分にできている」と答えた人はわずか5%。残りは「できてはいるが、十分とはいえない」(42%)、「できていない」(53%)と回答しており、女性たちも、内側からのケア不足を実感しているようです。

■ 「肌」と「腸内環境」の関係・・・約半数の女性が「便秘をしている間は、肌の調子が悪い」

ちなみに今回、「便秘」の状況についても質問をしたところ、45%と約半数の女性が「便秘がちである」と回答。また、「便秘をしている間は、肌の調子が悪いことが多いと感じますか?」という質問では、61%が「そう感じる」と答えました。なお、「便秘の原因」としては「食生活の乱れ(食物繊維不足など)」と回答する人が最も多く、47%にのぼっています。


【調査概要】
調査名:「肌」に関する意識・実態調査
調査期間:2014年9月10日~11日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~50代女性 ※年代ごとに均等割付

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[トレンド総研]
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