「サイバーマンデー」のネット売上高に関する予想調査 

2014年11月07日
Adobe(アドビ)は本日、米国で最もオンラインショッピング売上高が伸びるとされる感謝祭明けの月曜日「サイバーマンデー」(本年は12月1日)のネット売上高に関する予想を調査し、その結果を発表。「Adobe Digital Index Online Shopping Forecast」は、4,500の電子商取引サイトを対象にトラフィック傾向を分析するもので過去6年間にわたってサイバーマンデーの売上高をほぼ正確に予想しています。
今年の調査結果によると、サイバーマンデーのオンラインショッピング売上高は、前年比10%増の26億ドルで過去最高となる見通しであることが明らかとなりました。

【調査結果】

■オンラインショッピングの売上に占める携帯電話の割合が世界で最も高いのは日本
オンラインショッピング全体において、最も利用頻度の高いデバイスはモバイルで、前年度比28%増加し2割を占める予想となりました。そのモバイルのうち携帯電話が占める割合は8%です。日本では約12%となり、これは調査した27ヵ国中最も高い結果となります。

■オンラインショッピングの支出額、日本は世界第3位
サイバーマンデーの支出額で27ヵ国中最も高いのが米国の26億ドルで、2位が中国の21億ドル、続いて日本が前年比12%増の6億5,400万ドルと、世界第3位となる見通しとなりました。

■Windowsタブレットの売上が前年比270%
モバイルのOS別の売上では、iOSタブレットが18%増にとどまっているのに対し、Windowsタブレットは前年比270%と急速に伸びていることが明らかとなりました。

■モバイルOS中、iOSが売上の76.8%を占める
モバイルのOSの内訳は、タブレットが27.1%、携帯が49.7%でiOS全体で76.8%を占めることがわかりました。ただし、iOSタブレットは前年比-14%、iOS携帯は12%増にとどまるのに対し、Androidはタブレットが39%増、携帯が25%増、Windowsはタブレットが183%増、携帯が37%増となる予想となりました。

日本においては携帯電話からモバイルショッピングをする需要が高いことがわかりました。日本の流通事業者は、この傾向を自社のデジタルマーケティング戦略に活用することにより、顧客満足度の向上や新規顧客の獲得を実現し、売上に大きく貢献すると考えられます。


【調査概要】
実施期間:2014年9月から継続中
調査ツール:Adobe Marketing Cloud(Adobe Analytics、Adobe Mobile Services)
調査対象: 400人のコンシューマーからの調査回答
対象サイト:小売、メディア、エンターテイメント、金融サービス、旅行など4,500の電子商取引Webサイト(訪問者数200億人:2014年10月)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アドビ システムズ]
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