共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(LM)は、消費者の意識とポイントの利用意向を把握するため、「第9回 Ponta消費意識調査 2015年2月」を実施。

【調査結果】

<ポイントサービス全般の印象(Ponta以外も含む)>
・ポイントサービスは「お小遣いのような存在」との回答が1位。
ポイントサービス全般に対する印象については、「お小遣いのような存在」(45.3%)「お財布の強い味方」(39.3%)「貯金箱のような存在」(30.2%)の順に多い結果となった。

・「自分以外の誰かの為につかってよかった」と思ったポイントのつかい方、約6割が「ある」。
「ある」との回答は、男性(57.7%)よりも女性(69.3%)が多い結果となった。

<消費者意識>
・消費増税「非常に実感」は47.5%。調査開始以来、初の減少。
「非常に実感している」人は過去最高を記録した49.7%(12月)から本調査開始以来初めて減少し、47.5%となった。消費増税による心理的影響が落ち着いてきたことが見てとれる。

・「節約したい」派が調査開始以来で最高となる67.1%に増加。
消費増税の実感の有無に関わらず「節約したい」派が増えており、全般的に節約志向が高まっていることが見てとれる。

<ポイントサービスの利用意向>
・Pontaポイントを「つかいたい」が増加し、調査開始以来最高の41.7%に。
 Pontaポイントを「つかいたい」派が調査開始以来最高となる41.7%となった。高まる節約意識の中で、より意識的にポイントを活用している様子がうかがえる。

【調査結果】

<ポイントサービス全般の印象(Ponta以外も含む)>
ポイントサービスはどのような存在か
…「お小遣いのような存在」 との回答が約45%を占めて1位に。
・全体では、「お小遣いのような存在」(45.3%)「お財布の強い味方」(39.3%)「貯金箱のような存在」(30.2%)の順となった。特に「趣味・嗜好品のような存在」「お財布の強い味方」は女性が多く、「貯金箱のような存在」は男性が多いなど、ポイントへの印象に対する男女差があらわれた。

<ポイントサービス全般の印象(Ponta以外も含む)>
「自分以外の誰かの為につかってよかった」と思ったポイントのつかい方
…「誰かの為につかってよかった」と思ったポイントの使い方、約6割が「ある」と回答。
・「自分以外の誰かの為につかってよかった」と感じているのは、男性(57.7%)よりも女性(69.3%)が多い結果となった。

<消費者意識>
いま購入・消費したい商品・サービス
… 「特にない」は、前回の7.8%から更に増加し、9.0%に。
・「特にない」は、2014年8月の6.8%から増加傾向が続き、9.0%となった。
・トップ10は前回から大きな順位の変動はなかった。

1 食品(ふだん食べるもの)
2 旅行(宿泊を伴うもの)
3 衣服
4 くつ
5 外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店)
6 旅行(日帰り)
7 食品(お取り寄せなど、特別なもの)
8 パソコン
9 かばん
10 書籍・雑誌

<消費者意識>
いま購入・消費したい商品・サービス <前回調査比 ポイント増減トップ10>
…「増加したトップ10」、2位「旅行(日帰り)」など「余暇活動」の増加が目立つ。
・「増加したトップ10」は、 2位「旅行(日帰り)」、4位に「スポーツ観戦」、5位「旅行(宿泊を伴うもの)」、7位「スポーツ(実践)」 など、余暇活動の項目の増加が目立った。
・一方、 「減少したトップ10」に「ビデオゲームソフト」「ビデオゲーム機」「ビデオソフト」(レンタル・セル)が入った。「増加したトップ10」に 「書籍・雑誌」「音楽CD」「ビデオソフト」が入り、「インドア志向」が顕著に見えた2014年12月と大きく入れ替わる結果となった。

<消費者意識>
消費税率引き上げに関する実感
… 消費増税「非常に実感」は47.5%。調査開始以来、初の減少。
・消費増税を実感する人は2014年12月に引き続き、87.1%とほぼ横ばいの結果となったが、「非常に実感している」人は過去最高を記録した49.7%(12月)から本調査開始以来初めて減少し、47.5%となった。消費増税による心理的影響が落ち着いてきたことが見てとれる。
・「節約したい」派で、消費増税を実感している人は前回調査より微減し、91.5%となった。

<消費者意識>
消費者の節約志向
…「節約したい」派が調査開始以来で最高となる67.1%に増加。引き続き節約志向高まる。
・2014年4月には50%だった「節約したい」派は、その後も増加を続け、2014年8月以降、6割を超える水準を続けてきたが、2015年2月には調査開始以来で最高となる67.1%となった。消費増税の実感の有無に関わらず「節約したい」派が増えており、全般的に節約志向が高まっていることが見てとれる。

<消費者意識>
どのくらい節約したいか
… 節約したい平均額は、16,052円と引き続き高い水準で推移。
・2014年4月に11,028.3円だった節約したい平均額は6月以降15,000円越えが続き、2015年2月は16,052円と過去最高を記録した前回2014年12月(16,568.4円)から継続して高い水準となった。

<ポイントサービスの利用意向>
ポイントの「つかう」意識
…Pontaポイントを「つかいたい」が増加し、調査開始以来最高の41.7%に。
・ Pontaポイントを「つかいたい」派が前回調査より大きく増加し、調査開始以来最高となる41.7%となった。「分からない・決まっていない」も前回調査より減少していることから、高まる節約意識の中で、より意識的にポイントを活用している様子がうかがえる。

<ポイントサービスの利用意向>
ポイントをつかうタイミング
…「現金をつかいたくないとき」「小銭(端数)の代わり」など幅広いシーンで増加。
・Pontaポイントをつかうタイミングのトップは引き続き「ある程度ポイントがたまったとき」(58.8%)だが、「特典交換」「小銭(端数)の代わり」「現金をつかいたくないとき」「買い物のたびに毎回」で増加し、幅広いシーンにおいてポイントをつかう意識が増加していることが見てとれる。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2015年2月5日(木)~2月8日(日)
パネル :Pontaリサーチ」会員(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をして頂いている方)
回答者数:3,000人 男性、女性×年代別(20・30・40・50・60代以上)の各10セルで300サンプル

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[ロイヤリティ マーケティング]
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