2015年世界生活環境調査(Quality of Living Survey)‐都市ランキング 

2015年03月04日
マーサーは「2015年世界生活環境調査(Quality of Living Survey)‐都市ランキング」を発表。

調査結果によると、ウィーンが前年と同じく、世界で最も生活環境水準が高い都市となった。全体では、ヨーロッパの都市と共に、オーストラリアとニュージーランドの主要都市が世界生活環境ランキングの上位を占める結果となった。2位にチューリッヒ、3位にオークランド、4位にミュンヘンが続いている。5位は北米で最も生活環境水準が高いバンクーバーとなり、この地域で唯一トップ10位に入る結果となった。アジアではシンガポール(26位)、中東・アフリカではドバイ(74位)が各々の地域での最高位となった。中南米ではウルグアイのモンテビデオ(78位)が地域で最高位となった。日本では、東京(44位)が最高位となり、神戸(47位)、横浜(48位)、大阪(58位)がそれに続く結果となり、昨年比の順位に大きな変動はなかった。

マーサーは、多国籍企業やその他の組織が駐在員を海外に出向させる際の報酬を公平に決定する基準となる「世界生活環境調査(Quality of Living Survey)」を毎年実施している。海外駐在員のインセンティブとして、ハードシップ手当と海外勤務手当(モビリティープレミアム)がある。マーサーの世界生活環境レポートは、世界440都市以上のハードシップ手当に関する有益な情報を提供している; 当都市ランキングは、その内の230都市を対象としている。

「マーサー 2015年世界生活環境調査‐都市ランキング」

総合ランキング
<上位10都市>
1 ウィーン (オーストリア)
2 チューリッヒ (スイス)
3 オークランド (ニュージーランド)
4 ミュンヘン (ドイツ)
5 バンクーバー (カナダ)
6 デュッセルドルフ (ドイツ)
7 フランクフルト (ドイツ)
8 ジュネーブ (スイス)
9 コペンハーゲン (デンマーク)
10 シドニー (オーストラリア)

<下位10都市>
230 バグダッド (イラク)
229 バンギ (中央アフリカ共和国)
228 ポルトープランス (ハイチ)
227 ハルツーム (スーダン)
226 ンジャメナ (チャド)
225 サヌア (イエメン)
224 ブラザヴィル (コンゴ共和国)
223 キンシャサ (コンゴ民主共和国)
222 コナクリ (ギニア)
221 ヌアクショット (モーリタニア)

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[マーサー]
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