食事制限に関する調査(糖尿病患者対象) 

2014年11月14日
フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、世界保健機構(WHO)が定めた11月14日の「世界糖尿病デー」に際し、全国の糖尿病患者300名を対象に「食事制限に関する調査」を実施。

厚生労働省によると、約2,210万人の方が糖尿病及び予備軍であり、平成19年以降で初めて減少したものの、依然として2,000万人規模で推移している*と言われています。

【調査結果】

糖尿病患者の6割以上が、食事制限での挫折を経験
現在、食事制限をしている糖尿病患者に「あなたは食事制限で過去に挫折した経験はありますか」と聞いたところ、6割以上が「ある(64.7%)」と回答しており、その難しさが改めて浮き彫りとなりました。挫折の理由についてたずねたところ「食事量が少ないから(40.7%)」、「カロリー計算が面倒だったから(39.7%)」、「ごはん・パン・麺などの主食があまり食べられなかったから(37.1%)」と続きました。

*厚生労働省 2013年 平成24年「国民健康・栄養調査」の結果より

食事制限中に最も食べたい料理は、「ごはん・麺料理」が断トツ!!
食事制限中に最も強く食べたいと感じる料理は何ですか」との質問に対しては、「ごはん(29.7%)」、「麺料理(25.3%)」との回答が他と比較しても高く、次いで「揚げ物料理(18.7%)」、「肉料理(16.3%)」が続き、主食を満足いくまで食べたいという欲求が高いことが窺えました。

現在行っている食事制限、「低糖質の食品を選ぶ」人が4割。糖質制限に注目。
現在行っている食事制限の方法は、一般的な「食事全体のカロリーを管理する(66.7%)」、「主食の量を減らす(58.7%)」に次いで、4割が「低糖質の食品を選ぶ(40.0%)」と回答しました。
カロリー計算の煩わしさや満足な食事量を食べることができないために、食事制限に挫折したことがある患者が多い中、昨今では、手軽に購入できる糖質の低い食品が増えつつあります。そうした背景からも、「糖質制限」という選択肢が多くの患者に選ばれていることが分かりました。

食事制限で求めることは「美味しさ」に次いで「糖質の低い食品」が4割
食事制限において求めること」として選ばれた回答として、「美味しい料理が食べたい(57.7%)」、「糖質の低い食品が、もっと手軽に購入できるようになって欲しい(40.3%)」、「料理のバリエーションがたくさん欲しい(35.3%)」、「食事の量を減らしたくない(34.0%)」と続きました。最近では、手軽に購入できる「糖質の低い食品」が増えつつあり、そのニーズが高まっている現状を窺うことができました。

注目の「糖質制限」に今後の期待が高まる
糖質制限についてどう思いますか」という質問に対し「カロリー制限よりも気軽に取り組めると思う(28.7%)」、「やり方次第では糖質制限の方が“食べる楽しみ”を持つことができる(24.3%)」と答えており、今後、「糖質制限」という選択肢への期待値が高まっていることが読み取れました。


【調査概要】
調査テーマ :「糖尿病患者の食事制限に関する調査」
有効回答数 :300
調査対象者 :30~60代の糖尿病患者で、現在食事制限をおこなっている人
調査方法 :WEBアンケート調査
調査期間 :2014年10月30日(木)~11月4日(火)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[フィリップスエレクトロニクス ジャパン]
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