2015年サラリーマンのお小遣い調査 

2015年06月29日
新生銀行は、20代から50代の有職者の男女約2,300名を対象にした「2015年サラリーマンのお小遣い調査」を実施し、その結果を取りまとめました。

【「2015年サラリーマンのお小遣い調査」結果の主なポイント】

■ 男性会社員のお小遣い額は37,642円と前年比1,930円減少。1979年の調査開始以来、過去2番目に低い金額(最低額は1982年の34,100円)。

■ 男性会社員の昼食代は前年比60円増の601円。

■ 男性会社員の1回の飲み代は4,954円と、自宅で飲む方の2,861円より2,000円以上高い結果に。

■ 女性会社員のお小遣い額は、前年比2,244円減少し、34,468円。

■ 消費税の負担を感じる人は、男性会社員で78.2%、女性会社員で84.9%と消費税の8%へのアップ直後の前年より上昇し、過去最高。


・お小遣い額は過去 2 番目に低い金額
男性会社員の毎月のお小遣い額は昨年より1,930円減少し、37,642 円と 1979 年の調査開始以降2 番目に低い金額となりました(最低額は 1982 年の 34,100円)。年代別では、20 代、30 代はほぼ昨年の水準を維持したものの、40 代、50 代は 4,000 円以上の減額となり、養育費・教育費などの家計への負担感がお父さんのお小遣いを直撃したものと考えられます。

・お小遣いは減るも、昼食代は 3 年連続上昇
お小遣い額は減少したものの、男性会社員の1日の平均昼食代は、昨年の 541 円から上昇し 601 円となりました。これは消費税や物価の上昇によって、外食などの値上げが広がったことによるものと考えられます。

・男性会社員の 1 回の飲み代は、外に飲みに行く方が 4,954 円、自宅で飲む方が 2,861 円
男性会社員の 1 回の飲み代は 4,954 円(※)と、自宅で飲む方の 2,861 円より 2,000 円以上高い結果になりました。
1 ヵ月の平均飲み回数は、昨年と同じく 2.4 回でした。年代別にみますと、30 代・40 代が昨年より減っているなか、20 代が回数を増やしているのが特徴です。

・消費税の負担感は過去最高
2014 年4 月1 日に 8%に引き上げられた消費税率については、男性会社員では、負担に感じている層が 78.2%と、昨年より 5.2%上昇、消費税3%導入時の 1989 年や、8%への増税直後である昨年よりも高く、負担感は過去最大となりました。
女性会社員では、負担に感じている層が 84.9%と、男性よりも負担に感じている方が多いようです。また、男性同様に、負担に感じている層は昨年から上昇している結果となりました。物価の上昇による家計、ひいてはお小遣いへの負担が、消費税に対する負担感にも反映されているとみられます。


【調査概要】
調査時期 2015年4月15日~4月17日の3日間
調査方法 インターネットによる調査(専門の調査会社に依頼し、全国からサンプルを収集)
調査エリア 全国
調査対象者 会社員(正社員・契約社員・派遣社員)、パート・アルバイト
サンプル数 合計2,353名
 会社員 男性:1,048名、女性:789名
 パート・アルバイト 男性:258名、女性:258名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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[新生銀行]
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