「日本人が最も肌に触れるもの調査」と「家庭の夏のニオイケア」に関する調査 

2015年07月01日
P&Gは、 20~60代の男女1000名を対象に、「日本人が最も肌に触れるもの調査」を、20代~50代の主婦300人を対象に、「家庭の夏のニオイケア」に関する調査を行いました。その結果、1年間で肌に触れる時間が一番長く、夏に最もニオイに悩まされるのは「枕」なのに、そのケアは不十分ということがわかりました。

【調査結果概要】

■「枕」は肌との接触時間が年間最長、配偶者の50倍超!夏の気になるニオイ ワースト1も「枕」
・「枕」など寝具は1年間で肌に触れる時間が一番長いアイテム。 1つの枕で1年間に約1600時間も接触。
・ ニオイが一番気になる季節は「夏」(51.0%)。夏、ニオイが一番気になるのはやはり「枕」(65.7%)。

■寝具のニオイが一番気になるのは、「夫の枕」。自分や子供は気になりにくい?
・寝具のニオイが一番気になる家族は「夫」(66.3%)、夫の寝具で一番気になるのは「枕・枕カバー」(93.5%)。
・男女年齢問わず頭皮がニオイ発生源となることを知ると、91.7%が寝具のニオイ対策に「取り組みたい」と積極的に。

■枕など寝具のニオイ対策は盲点に。4割が対策をせず、していることも天日干しが主流。
・枕のニオイが一番気になっているのに、38.7%もが夏、枕のニオイケアをしていない。夏しているケアは「天日干し」。

■寝具のニオイ対策、「不十分」なのでもっと頻繁に手軽にしたい。消臭スプレーを9割が支持。
・「洗えない・洗いにくいのでニオイ対策がしにくい」(87.0%)と布製品のニオイ対策は「不十分」(66.0%)なことを自覚。
・「もっと手軽にニオイ対策がしたい」(90.7%)、「もっと頻繁にニオイ対策がしたい」(83.7%)と、簡便な対策にニーズ。
・洗いにくい布製品に使える消臭・除菌効果のあるスプレー、89.7%が「使いたい」。

【調査結果詳細】

◆肌に触れるものとニオイ◆
■意外にも「枕」など寝具は1年間で肌に触れる時間が一番長く、配偶者の50倍以上。
 家庭のニオイが最も気になる夏、ニオイが気になるアイテムとしても1位に。


子どもがいる20代~50代の主婦300人に家庭内のニオイが最も気になる季節を聞くと、半数以上の主婦が「夏」(51.0%)と答えており、これから本格化する夏はニオイが最も気になる季節のようです。
どんなニオイが気になるのかを聞くと、「枕」(65.7%)、「布団」(42.3%)、「配偶者」(40.7%)、「靴下・ストッキング」(34.0%)、「靴」(30.7%)の順となり、夏の気になるニオイワースト1は「枕」など寝具ということが分かりました。

なお、20代~60代の男女1,000名を対象に、人やモノへの1年間の接触頻度や時間を聞いたところ、「枕」の接触時間は1日5.9時間となり、枕一個あたりの1年間の総接触時間を計算すると1608時間にも上り、41アイテム中1位となりました。意外なことに、年間で最も肌に触れるものは「枕」のようです。2位は「布団」(1098時間)、3位は「ベッド・マットレス」(1039時間)と、あまり何個も持つことのない寝具は、肌に触れる時間が長いアイテムとなっています。また、主婦が夏ニオイが気になる対象として第3位に挙げていた「配偶者」は、接触時間の順位は29位の年間わずか30時間で、「枕」の約53分の1。ほとんど触れていないのにクサイと思われているという、悲しい結果となりました。

◆夏の寝具のニオイ対策◆
■誰の寝具がクサイか、1位は圧倒的に「夫」。「夫の枕・枕カバー」は臭気のかたまり。


肌に触れる時間が長い寝具。ニオイを気にする主婦たちですが、特に寝具のニオイが気になる家族を聞くと、「夫」(66.3%)、「自分自身」(33.0%)、「息子」(23.3%)の順となり、自分や息子よりも「夫」の寝具のニオイが圧倒的に気になるようです。夫の寝具で最もニオイが気になるのは、やはり「枕・枕カバー」(93.5%)です。

■枕のニオイ対策、気になるのに主婦の4割は「何もしない」。している対策は「天日干し」が主流。66.0%が自分の対策を不十分と自己評価、もっと手軽に頻繁にケアしたい。


夏、枕のニオイ対策をする頻度を聞くと、「1週間に1回程度」(14.7%)、「2~3日に1回程度」(10.7%)、「2~3週間に1回程度」(9.3%)の順となり、枕のニオイ対策実施率は61.4%で、約4割の家庭は「何もしない」(38.7%)状態であることが明らかになりました。

具体的な夏の寝具のお手入れ方法を聞くと、枕カバーやシーツなど洗濯しやすいものは洗濯機で洗っていますが、洗濯機で洗いにくい枕本体や布団は「天日干し」がお手入れの主流です。
このような布製品のニオイ対策については、「洗えない・洗いにくいのでニオイ対策がしにくい」(87.0%)と感じられていて、夏のニオイ対策への自己評価を聞くと、66.0%の主婦が「十分でない・できていない」と自覚しています[グラフ7]。 「もっと手軽にニオイ対策がしたい」(90.7%)、「もっと頻繁にニオイ対策がしたい」(83.7%)と、簡便なニオイ対策の方法を模索しています。

◆寝具のニオイ対策 取組意向◆
■夫の枕だけでは不十分、夏の寝具のニオイ対策。今後は消臭・除菌スプレーでのケアを9割が支持。


主婦は夫の枕や枕カバーのニオイを気にしているようですが、石川先生の解説にあるように、人体のうち、最も脂が出るのが頭皮で、性別・年代問わずニオイは発生し、夏は汗も多くかくため、さらにニオイが強まっていると考えられます。このことを知ると、家族の寝具のニオイ対策に取り組みたいかと聞くと、91.7%が「積極的に取り組みたい」と、意向を高めています。

また、「寝具など洗いにくい布製品に使え、99.9%の消臭・除菌効果のあるスプレー」の利用意向を聞くと、89.7%が「使いたい」と高い利用意向を示しました。


【調査概要】
日本人が最も肌に触れるもの調査
調査対象:全国の20代~60代の男女1000人
調査手法:インターネット調査
調査日程:2015年6月12日(金)~6月15日(月)

家庭の夏のニオイケアに関する調査
調査対象:全国の子どもを持つ20代~50代の母親300人
調査手法:インターネット調査
調査日程:2015年6月12日(金)~6月15日(月)

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[PRTIMES]
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